音を立てて悔しがり・・・静かな調子で笑い合う・・・
実りの顔を・・・集めて拾う切なさを知り・・・
大上段で手を振る言葉は北を向き・・・
季節が来れば想い出す・・・人の幅の小ささに・・・
四季が撒いた種の行方は・・・気の向くままに・・・。
ヒリヒリと木々が鳴り・・・ドウドウと葉音が揺れ・・・
斜めに身体をヒネリながら・・・遠くの景色がザワついて・・・
鳴らした夢の続きは明日とも知れず・・・
おテントウさまの行方と・・・風と雲の機嫌を取りそこなえば・・・
今年の暮らしは爪の先も・・・豊かな実りと笑われないかと・・・
育てる工夫はいかほどにも・・・自然が頼りの音を聞く・・・。
お米が暮らしを支えていても・・・
造り手が声を出して笑うには・・・長い時間が過ぎようとして・・・
住まい造りが暮らしを支えても・・・
住み継がれる家族が笑うには・・・遡る時間が必要で・・・
必要とされる人に向ける、言葉の怖さに振り向けないのかも。