暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

重なる影

2024年06月24日 | 古民家
 生まれたカドに立ち尽くし・・・数える記憶も無くなるほど・・・
覆った幕の暮らしに慣れ始めると・・・
研ぎ澄まされた時間は・・・我を忘れてはしゃぎ始め・・・
大人気ないイタズラが、宝物のように掘り返されても・・・
タイムカプセルに託した答えは・・・
オトナの僕には届かない・・・。

10年後の僕に贈る言葉と・・・
10年後に会える、アナタに贈った言葉と・・・
本当の自分は言葉少なに・・・悪ふざけは素直に隠れても・・・
体の細胞は入れ替わり・・・別人だらけの50年後は・・・
虚ろな頭は・・・目だけが輝き・・・
都合よく・・・涙の中で入れ替わる・・・。

プルル…と廻る音を指し・・・
まあるい真ん中で答えを出した後に・・・想い出すのは古い記憶とかすれた文字と・・・
親の仕草に重なる影は・・・二人羽織の腹ただしさに苛立ちを抑えて・・・
可笑しさが・・・切ない言い訳に置き換えられると・・・
長く繋がる夕陽の影は・・・遠くあの日の立ち位置に還って行く。




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