浮かれた気持ちを揺さぶる音が・・・ゴソゴソ耳を叩き・・・
ガラス越しのぼやけた景色を手に取れば・・・
涙色に塗られた空の下には・・・時計の音だけが忙しく・・・
古びたバスの座席の下に・・・隠した足の、日焼けの跡も・・・
砂で荒れた爪の先に・・・潮の香りをのせて見ても・・・
横顔に隠れた頬の色が・・・夕日の代わりに微笑んでいる・・・。
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道中時間を持て余し・・・
同じ道を、我先急ぐ旅でも無いならと・・・
身の上話しに、想い出話しと浮かれるほどに・・・
仕組まれた物語とも浮かぶような出会いは・・・夢と間違え訪れて・・・
持て余す時間の余白を覗くほど・・・浮かれた旅路のお供になる・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/11/e19099c385b4c5519cdac2a764cdbf8b.jpg)
水たまりのこぼれた道は・・・
当てにならない乗り物と・・・気ままな移動手段と・・・
どちらに転んで進んでも・・・おおらかな暮らしが助けを選んで呼び込んで・・・
意地らしく寄り添う途中で叶う奇跡を待ちわびて・・・
2人で見せた笑顔に、拍手を送る音は・・・
小さく揺れた行き先を・・・見守るように照らし始める。