暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

橋の上

2024年06月07日 | 古民家
 大口開けて飲み込まれる・・・鏡の水面に自分を見つけ・・・
橋のたもとで別れを惜しみ・・・山を背に田舎は近づき・・・
変化という変わり目に物いう訳にもいかず・・・
変わった事実にさえ言葉も出ない・・・
一時帰国を祝う、時間が戻る錯覚を・・・嬉し恥ずかし気に留めて・・・
今日は夜更けに唄を奏でる・・・。

向こう岸に渡る救いの手は・・・大きく冷たく暖かい・・・
無償で渡せる心が支えてくれる、偉大な力で・・・
頼れるとも違う・・・大きな懐の中で過ごし・・・
与えられた一言二言が・・・爆ぜた風船みたいに音をたて・・・
記憶の奥底から這い出し伝える、繋がりに変わる・・・。

二歩も動けば渡り終える・・・小さな橋と・・・
毎日折り重なり渡る・・・大きな橋と・・・
渡る川と渓谷と・・・誰かが造った道の先を、繋げる理屈と埋めながら・・・
丸く四角く三角と・・・離れた道の続きに渡る様子はそれぞれに・・・
境界線と意識しながら異国に旅立ち・・・帰る姿に手を振りながら・・・
赤青黄色の名前を想い出し・・・
暮らしの先を繋げた橋渡しを・・・見知らぬうちに渡っている。

コメント
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