日向ぼっこ残日録

移り気そのままの「残日録」

鳩山首相は正気なのか

2009年12月18日 19時38分23秒 | 残日録
今日、本当に寒い一日であった。寒風吹きすさぶ日に、空気が澄んでいるからと「姫路城」に出かけた。大修理の工事も始まっているので「定点写真」を撮るために。しかし、思った以上に雲が多く、諦めた。チャンスは、少ないものだ。



そこで、鳩山首相の「メルマガ」・・・・現在の心境を述べたものなのでしょう・・・「針の穴にロープを通すくらい難しいことかもしれない」(普天間問題についてだが)こんな「言葉」が巷で言われているのだろうか?困難なことの例えとして。

鳩山さんは、「大金持ち」だから、気にもしていなかったでしょうが、「聖書」にも言っている【金持ちが神の国に入るよりも、ラクダが針の穴を通る方がまだ易しい】を引用したのでしょうか?

kunio_nikkiが、浄土真宗(東本願寺:開祖;親鸞)だから言うのではないが、仏教の方がまだ、金持ちにも配慮しているようなのだが・・・。
【善人なほもて往生をとぐ、いはんや悪人をや。しかるを世の人つねにいはく、「悪人なほ往生す、いかにいはんや善人をや」】(歎異抄:善人が往生するくらいだから、悪人はもっと往生できるのだ。世の中の人は逆に解釈しがちだが)

本当は、我々の行為は下記のように、本質的には「悪」でしかない。(悪人正機は親鸞以前にもあったが・・)
1、善いことをしようと思うのは、阿弥陀仏の誓願の働きを疑いの心による。
2、何を行うにしろ我々には欲望(煩悩)があり、その計らいによる行為はすべて悪(煩悩濁)でしかない。
3、善いことをしようにも、実際には自らの善悪の基準でしかなく、本質的な善悪の判断基準がない。

そこで、本来の「浄土真宗」の本義がある。

「悪人正機(あくにんしょうき)」は、浄土真宗の教義の中で重要な意味を持つ思想で、「悪人こそが阿弥陀仏の本願(他力本願)による救済の主正の根機である」という意味である。

まあ、押しなべて「生きているということは、悪をなしている」と看破されているのだから、反省すれば、金持ちも、貧乏も、悪人なので「往生す」るでしょう。