「しあわせ大阪」ヒットするか？

ＣＤデビュー前から、有線リクエストチャート演歌部門の上位に入る謎のグループが業界で話題だ。ＵＳＥＮが２２日からカラオケ配信するなど、レコード会社による争奪戦も始まった。デビュー前に音源が“ひとり歩き”する珍現象とは－。
　話題のグループは「しあわせ大阪」を歌う男女４人組「猫夜叉」＝写真。リーダーで、音楽プロデューサーの泰（たい）英二郎（５５）＝芸名・横山エントツ＝が、大阪出身でボーカルの横山みんみん（３１）、ギターの横山よし松（２２）、ベースの横山あり志（２３）と昨年夏に結成。「浪花女の情けに染まる　すみれ色の淀屋橋」「行き交う人も皆ほほえんで　そぞろ歩く新世界」大阪府貝塚市出身で、東京のコンビニでバイトする横山みんみん（山崎恵美(31))がボーカルだが、大阪と言えば良きにつけ、悪しきにつけ「横山」だということで、みんな「横山」になったようです。
ヒットに至るかどうか。コテコテの大阪応援歌のようです。
大阪物と言えば、時々「お笑い系」の大ヒットがありますが、その域に到達できるんでしょうか。過去には「宗右衛門町（そえもんちょう）ブルース」平和勝次とダークホースや「おんなの道」ぴんからトリオや「なみだの操」殿さまキングスや「道頓堀行進曲」海原千里・万里は、お笑い系です。その他思い出したように、大ヒットする大阪物とは。（年次順不同）
「こいさんのラブコール」フランク永井
「中ノ島ブルース」前川清とクールファイブ
「たそがれの御堂筋」坂本スミ子
「雨の御堂筋」欧陽菲菲
「法善寺横町」藤島桓夫
「河内のオッサンの唄」ミス花子
「河内音頭鉄砲節」鉄砲光三郎
「浪花節だよ人生は」細川たかし、木村友衛など多数競作
「お百度こいさん」和田弘とマヒナスターズ
「夫婦みち」オーロラ輝子（河合美智子）
「大阪の女」ザ・ピーナッツ
「大阪の女」石川さゆり別の唄です
「大阪で生まれた女」ＢＯＲＯ
「悲しい色やね」上田正樹・・・・・・・・・。もう、思い出せないで～す！

松井秀喜は、日本人No.１

ヤンキースの「破れ太鼓」で有名な、ジョージ・スタインブレナー、オーナーがなんと理想の上司のようになりました。「誉めて使う」を実践するようです。あの頑固親父の「破れ太鼓」の声が聞こえないのが寂しい気もするんですが・・。２２日の異例の選手との会談後（松井との会談）、ジョー・トーリ監督と同様松井ファンに変貌したかもしれない。今日の記者会見は、これまた異例の松井ベタ誉め会見の様相でした。(今日だけで、また元に戻って欲しい）
「（松井秀喜のＷＢＣ出場辞退は）彼にとっても、我々にとっても、とてもいいことだ。なによりもヤンキースでプレーするということが重要なのだからな。まず第一に彼はヤンキースの選手でなければならないんだ」ヤンキースを繰り返すことで、暗にＷＢＣ出場を決めた選手（デレク・ジーター、アレックス・ロドリゲス、ジョニー・デーモン、バーニー・ウィリアムス）に、怒りにならない歯がゆさを表現した。そして、松井秀喜賛辞の言葉のオンパレードであった。「彼は、この国に来た日本人（野球選手）の中で、一番のプレーヤーだよ」もし、イチロー選手がヤンキースの選手であっても、答えは同じでしょう。ＷＢＣに出るなとは言えないので歯軋りしているのです。
ただし、誉めるだけで会見は終わらなかった。経営者として・・・。松井秀喜に何を期待するかと聞かれ、「去年以上の成績を求めるのは当然だ」と、３割５厘、２３本塁打、１１６打点からの大幅な上乗せを期待した。
松井秀喜との契約は３年にしたかったようですが、４年になったのには、それだけ期待している証拠でもある。後でジョーニー・デーモンとも４年（松井と同額）を交わしたのにも驚きましたが・・。
ヤンキースは、長期契約（インフレ契約）の反省から、どんな選手とも、恐らく５年以上の契約を結ばないと決めたようです。
バーニー・ウィリアムス（７年、１２０億円、去年で終了）や、デレク・ジーター（１０年、２２０億円）や、マイクムッシーナ（７年、１２６億円）やジェイソン・ジアンビ（７年、１２６億円）などとともに、アレックス・ロドリゲス（１０年、２８０億円の残り４年）を抱えています。（４年でも１２０億円に近いとは。彼は本当のスーパースターです）※チーム年俸総額４０億円前後にも多くのチームがあります。ヤンキースは、メジャーの一人の年俸平均が８億５千万円ですが、チーム年俸総額（2005)が少ない球団は、デビルレイズ３１億２千万円（Ａ・ロッド一人と大差ない）、パイレーツ３５億２千万円、ロッキーズ３８億円、ロイヤルズ４０億８千万円、インディアンズ４７億６千万円、ブルワーズ５０億円・・・・。ああ！この格差。それでも、デビルレイズがヤンキースに善戦するから、野球（ボールとバットとミットの織り成す偶然をハラハラして見る。贔屓の選手の活躍を祈る）は面白いのです。