日向ぼっこ残日録

移り気そのままの「残日録」

「渡辺恒雄」タブーに正論

2005年03月30日 20時50分17秒 | 気まま日記
2005/03/30 wednesday
松井秀喜選手は偉大だ。松井選手のいなくなった巨人の現状は今、形容し難いほど悲惨だ。これは、強い弱いの問題ではない。「タブー」に対しても、「読売新聞」も「スポーツ報知」も「日本テレビ(関西は読売テレビ)」も清原の現状(最大のタブー)になんと、アンタッチャブルだった。徳光某だって、清原の手紙に涙したものだ。
ナベツネの今までの発言には、どうかな、老人のたわごととも感じたが、昨日の巨人軍激励会での発言は正論であった。「ピアスや髪型」について、歯に絹着せぬ物言いでやっつけた。監督のヒゲもそられていたが、モヒカンや髪色にも及ぶんじゃないかと心配した発言だ。
今まで、それなりのスター選手は成績や地位が出来てくると、人間的にも大いに成長し、子供たちの憧れであり、大人にも尊敬される選手に成長した。今や「松井秀喜選手」はデイリーニュス紙やニューヨークポスト紙に特集記事で、他のメイジャーのスター選手たちとは違う、偉大な求道者のような、誉められ方だ。
今日の一般紙(毎日新聞夕刊)の記事では、阪神の「赤星憲広選手」が硬式少年野球チーム「レッドスターベースボールクラブ」(NPO法人)の設立で野球界に恩返しをすると言っている。赤星選手は毎年、盗塁数と同じ数の車椅子を福祉施設に送る活動など社会活動にも熱心だ。それを励みに、盗塁数も倍増した(2001 39 2002 26 2003 61 2004 64 )
キラ星の如くいた巨人軍の栄光を受け継ぐ選手が次の選手がいないのかなあ!巨人や阪神には求道者のような戦火に散った沢村、影浦。川上、藤村。長島、王、村山。といたなあ。「赤星選手」には感動をありがとうと言いたい。