くまドン旅日記

写真が趣味です。自然の風景、旅行、歴史に興味を持って撮影を続けています。

名所江戸百景201 亀戸天神の例大祭(3) 御鳳輦渡御祭

2014年08月27日 09時30分10秒 | 名所江戸百景
こんにちわ、「くまドン」です。

 今回は、江東区の亀戸天神(かめいどてんじん)の例大祭(れいたいさい)の御鳳輦渡御祭(ごほうれんとぎょさい)の続きです。祭りの風景からランダムに並べてみました。今回も大半の写真は絵画調です。
 下の写真は、行列の先頭付近です。行列の途中に子供奉仕団の黄色や水色の幟(のぼり)が少し見えているのですが、どうしても行列の中に潜ってしまいます・・・・・

 行列が通過する町の氏子さん達が先導を務めますが、隣町との境界の所で、次の町の氏子さんが先頭を引き継ぎます。その時の引き継ぎの儀式が行われます。
 下の写真は、江東橋5丁目から江東橋1丁目への町会に、手拍子(てびょうし)で引き継ぎをする一場面です。

 この場所は、竪川(たてかわ)に架かる新辻橋ですが、橋の下にあった竪川は埋め立てられ、この付近から東側(後方)は親水公園になっています。写真上部に見える道路は首都高速7号線です。

 8月下旬のことですから、曇っていても、まだまだ暑いです。所々に休憩ポイントがあります。

 立川3丁目の休憩ポイントの風景ですが、写真の右側には元徳稲荷神社があります。神田柳原和泉橋付近にあった徳右衛門町という町が、明暦の大火(めいれきのたいか)で、火除け地として幕府用地となったため、住民がこの地(当時の本所の一部)に引っ越したのが始まりです。稲荷神社も一緒に引っ越ししました。ここも昔は徳右衛門町と呼んでいたので、元徳稲荷神社と呼ばれています。

 下の写真は錦糸町駅の線路下を行列が通過した所です。線路の上に、JR総武快速の電車が停車していました。

 沿道には、町の氏子さんが囃子(はやし)の音で、行列を迎えます。
 下の写真は、緑町の囃子です。聞いていると、楽しくなるような音色(ねいろ)です♪

 行列の中にも、音楽を奏でる人達が見えます。

 亀戸天神に近くにある天神橋まで来ると、行列とスカイツリーの組み合わせが撮影できるのが、嬉しい所です。

 天神橋の少し手前から、行列の先頭に稚児(ちご)さんが参加してきますので、華やかさ増しますね!

 自動車の通行が激しいので、道路越しの撮影は苦労しましたが、目の前をスカイダックの水陸両用船が通過して行きました。名所江戸百景の「中川口」が描かれた旧中川・川の駅まで移動中のようです。

 この時の乗客は、祭りの行列も楽しめたので、2倍お得だったようです。
 亀戸天神に到着すると、神楽殿(かぐらでん)の天神囃子の音楽が迎えてくれました。

 お天気もお昼頃には雨に降られましたが、最後に亀戸天神に到着した時には晴れて青空が広がっているという状態です。(今年の8月に撮影した翌日の氏子神輿宮入りも深川祭りの神輿行列も、最初はくもり、最後は青空晴天という展開でした。雨に降られたのは、この日だけですが・・・・最後良ければ、全て良しとするべきか・・・?)

 最後は亀戸天神の本殿の前に、鳳輦を置き、宮司(ぐうじ)さんを始めとする神官・氏子さん達により、鳳輦に乗った神様を神社に戻す還御祭が行われます。

 鳳輦渡御の儀式も終わり、日が暮れてきました。亀戸天神の境内にある提灯(ちょうちん)にも、静かに明りが灯され始めました。長かった夏の一日が終わろうとしています。

 亀戸天神の境内に「やきそば」と「カキ氷」の屋台があったのですが、8月ですから暑くてかないません!
 撮影後は、食欲よりカキ氷でした。
 ・・・・カキ氷の写真ですか?・・・・・・・・・・毎度のことですが、カキ氷を食べるのに忙しく撮影し忘れました・・・・(汗)

 亀戸天神の氏子さんの中には、墨田区にある牛嶋神社の氏子さんの両方に所属している人もいます。
 さて、亀戸天神・例大祭(8月)の本祭りは4年に一度で、次回は平成30年になるはずです。
 牛嶋神社・例大祭(9月)の本祭りは5年に一度で、平成29年になるはずです。
 亀戸天神の「氏子神輿宮入り」の写真は来年の機会があれば、作りたいと思います。(来年は陰年ですが・・・)
 さらに、亀戸香取神社・例大祭(8月)の本祭りは4年に一度で、次回は平成28年に予定、
 亀戸天祖神社・例大祭(9月)の本祭りは5年に一度で、次回は平成29年に予定、
 亀戸浅間神社・例大祭(7月)の本祭りは4年に一度で、次回は平成29年に予定と思います。
 (正確には、氏子さんの事情や社会情勢などで、変更になる場合もあります。例えば、平成23年に発生した東日本大震災により、平成23年の本祭りの多くは自粛(じしゅく)して延期になり、復興を願い、平成24年が本祭りになった所も多かったです。悲しい話ですが、年月による風化もありますので、書き残します。)

 なお、今年本祭りだった江戸三大祭りの一つ・深川祭り(富岡八幡宮)の3年に一度で、次回は平成29年です。もっとも、深川祭りは毎年何かしらの出し物があるのですが、ここは氏子領域も広いし、特別ですね。
 ややこしいのですが、亀戸天神の氏子領域と深川祭りの氏子領域の間には、深川発祥の地とされる深川神明宮とその氏子領域があります。深川神明宮の例大祭(8月)の本祭りは3年に一度で、来年・平成27年が本祭りのはずです。
 以前も書いたように、本祭りはお金がかかります。陰年(かげどし)を地味(じみ)にすることにより、予算を抑えて蓄え、何年に一度かの本祭りを行う事ができます。氏子さんの負担も考え、無理なく子孫に伝統を伝えていけるように長年の経験に支えられた本当の知恵といえるでしょう。
 それに比べて、近年の政治は、何かに理由付けて予算を増やして、国の借金はバカみたいに増やすは、一部の団体の利益目的の政策や、無計画なバラマキ(これも結果的には一部の団体の利益目的なのですが)と増税で、国民の負担を押し付け続けるのだから、迷惑の塊です!!!
 「くまドン」は消費税増税反対!8%も反対で5%に戻せ!ですからね(横道にそれるので抑えていたのですが、ひさびさの脱線です・・・)。

 以前のブログも、一応載せておきます。
(1)周辺にある神社のブログは、以下の通りです。
 「名所江戸百景080 第67景 逆井のわたし 亀戸浅間神社の祭」
 「名所江戸百景077 第70景 中川口 東大島神社とカヌー・ハゼ釣り」
 「名所江戸百景090 平井諏訪神社の大祭(9/14~9/16)」
 「名所江戸百景102 第31景 吾嬬の森連理の梓 シャンパンツリー(逆さツリー)」 
 「名所江戸百景001 スカイツリーの真下から」 (亀戸香取神社)
 右欄の「月別アーカイブ」の中で、一番古い「2013年3月」のブログ一覧が全く表示されなくなりました・・・?
 一番上のメニューバーで前のブログに移動させていくと、正常に読み込めるので、ブログはあるようです。
 しばらく様子見ですが、対応を考えなければならないかもしれません。

(2)前回も載せましたが、亀戸天神と献灯明の話は、以下のブログです。
 「名所江戸百景076 穴守稲荷と亀戸天神の献灯」
 「名所江戸百景016 第65景 亀戸天神境内 藤の花(1)」
 「名所江戸百景017 第65景 亀戸天神境内 藤の花(2)」
 「<速報>名所江戸百景 第65景 亀戸天神境内 藤の花(3)」
 「名所江戸百景164 第30景 亀戸梅屋舗 亀戸天神梅 まつり」
 「<速報>名所江戸百景 第65景 亀戸天神境内 和船でスカイツリーへ」

 「名所江戸百景199 亀戸天神の例大祭(1) 献灯明・薪神楽」
 「名所江戸百景200 亀戸天神の例大祭(2) 御鳳輦渡御祭」
 「名所江戸百景201 亀戸天神の例大祭(3) 御鳳輦渡御祭の続き」 (今回分)

 今回は、これで終了とさせていただきます。
 「くまドン旅日記」のブログを見ていただきありがとうございました。

 前回も話しましたように、
・今回のブログを「名所江戸百景201 亀戸天神の例大祭(3) ・・・」とします。8月の祭りなので、1カ月程度過ぎたら、8月の亀戸天神例大祭のブログの最後に移動させます。
・前々回に作成した「名所江戸百景 第44景 日本橋通一丁目略図 日本橋・京橋まつり」も番号をつけて、
 「名所江戸百景202 第44景 日本橋通一丁目略図 日本橋・京橋まつり」にさせていただきます。

 次回は、東京(江戸)の紅葉は遅いですが、名所江戸百景の紅葉景の残分作成中です。

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