こんにちわ、「くまドン」です。
前回は、江戸川区の葛西臨海公園(かさいりんかいこうえん)の問題と書きましたが、実際にはこの公園は陸側の葛西海浜公園と海側の海側の葛西海浜公園にわかれていまして、葛西海浜公園の問題となります。
毎年冬になると葛西海浜公園の東・西なぎさ付近の沖合は、下の写真のようにスズガモとカンムリカイツブリ、ハジロカイツブリが2万羽以上の大群がやってきて、越冬していました。葛西沖で見られるカモの大群は、冬の風物詩とも言える風景でした。このブログでも何度も取り上げさせていただきました。
下の写真は、昨年・平成27年の1月中頃に葛西海浜公園にある西なぎさから、鳥類保護区の東なぎさの方を撮影した写真ですが、2~3万羽いたスズガモとカンムリカイツブリ、ハジロカイツブリの大群が写っています。
下の写真は、上の写真を中央付近のみを切り取って拡大したものですが、多くの水鳥が羽を休めていました。
これが、昨年の冬までの葛西沖の普通の風景でした。
ところが、今年・平成28年の1月上旬に気分転換に葛西臨海公園に行ってみると、海側の光景は信じられないような悲惨な景色になっていました・・・・!!!
何万羽の単位でいたスズガモとカンムリカイツブリ、ハジロカイツブリの大群が、ほとんどおりませんでした。
下の写真は、その時撮影した葛西沖の写真ですが、スズカモやカンムリカイツブリは見えず、ハジロカイツブリがわずかにいるだけでした。
西なぎさにいた方に聞きましたが、今冬も、葛西沖一帯を埋め尽くすようなスズガモやカイツブリ類の大群が飛来したそうです。しかし、その後にカモやカイツブリ類の群れは、他の場所へ去って行ったそうです。
後で説明しますが、話が長くなりますので、結論を先に言えば、
水鳥がいなくなった原因は、上の写真の真中に写っている浚渫船(しゅんせつせん=水底の土砂を削る土木作業船)の作業の結果です。安易な考えで周辺の海底の土砂を大量に葛西沖に移動させた結果、葛西沖や周辺の生態系を破壊してしまい、水鳥が越冬する為に必要なエサ場と休む場所を失った結果と考えます。公共事業を行う事を自体が目的だった可能性も考えられます。
自然環境への影響を考えていない安易な考えで行われた公共事業が原因であり、行政側(東京都と国)の責任と言えます(努り!努り!努り!)
2月になると、カモ・カイツブリ類の数が少し回復してきましたが、それでも例年に比べれば、相当少なかったです。
1月上旬の頃の状況を説明すると、最も多くのスズカモとカイツブリ類がいるはずの東なぎさ側には全く姿が見えず、下の写真のように西なぎさにわずかに数十羽程度いるだけでした。
東なぎさと西なぎさの間にある水路にも、下の写真のようにわずかにカモ類とハジロカイツブリがいるだけでした。
海側だけなく、葛西臨海公園の淡水池をねぐら(寝る場所)としているホシハジロ(夕方から夜間に海へエサを採り、昼間は寝ている個体が多い)も例年になく、数が少ないのです。
(絵画調)
上の写真(今年・平成28年1月撮影)では、数が少ないので、ヨシ(葦)の近くにだけいますが、例年であれば、数が多いので、下の写真(昨年・平成27年1月撮影)のように池の水面に広がっているのです。
カモだけでなく、下は鳥類保護区の東なぎさ側の写真ですが、シラサギらしき白い鳥が1羽いるだけで、結構数がいるはずのカモメやカワウ、シギ類まで、やっと1羽見た程度という悲惨な状態でした。
西なぎさに行く途中に出会いました年輩の撮影者に聞いても、「ダメ・・・・」と聞いたので、「くまドン」だけの思いこみではありません。
下の写真は今年・平成28年2月末頃に撮影した写真ですが、この頃になると、カモ類やカンムリカイツブリなどがかなり戻ってきました。春に北に帰る前に集まってきているのですが、それでも例年(このブログの先頭の写真)より鳥の密度(数)が、かなり少ないです。(今年は1月上旬に続き、2月も2回見に行きました。)
さて、鳥と水平線の間に横一線に伸びている干潟が、今回の問題の最大の原因ではないかと、葛西臨海公園の野鳥撮影者の間で話が出ていると聞きました。
(満潮時は水面下ですが、春の大潮の時は水面より上に出て干潟になるそうです。)
昨年・平成27年の秋頃に、公共事業で浚渫船が、葛西海浜公園周辺の川や河口部から削った土砂を大量に移動させたそうです。
「くまドン」も上記の人達と同様の意見です!
状況から判断して、浚渫による土砂で葛西沖の海底を埋めた事が、葛西沖周辺の生態系を破壊していき、カモ類やカイツブリ類のエサ場やねぐらを奪った事が最大の元凶と考えています。
例年はハジロカイツブリなどが昼間にエサを採る姿が葛西沖側でも見られたのですが、今年は、なぎさの沖側でエサを採る姿を見れません。さらに干潟付近にカモ類やカイツブリ類の姿がありません。水深が浅くなった事により、休むに適度な水深が必要か、タカ(鷹)などの猛禽類(もうきんるい)に狙われる危険で安心できないなどの理由が考えられます。
この現象の説明は、ブログが長くなりますので、次回とさせていただきます。
前回までの話は、
「名所江戸百景263 水鳥が消えた葛西臨海公園(1)」 (今回分です)
「名所江戸百景264 水鳥が消えた葛西臨海公園(2)」
「名所江戸百景265 水鳥が消えた葛西臨海公園(3)」
昨年までの、葛西臨海公園の状況の理解の為に、以前、作成したブログは、以下の通りです。
(1)スズガモやカンムリカイツブリの写真は、
「名所江戸百景215 冬の葛西臨海公園(4) ダイシャクシギ 写っていました」
「名所江戸百景155 第71景 利根川ばらばらまつ 葛西臨海公園(3)」
「江戸百景154 第71景 利根川ばらばらまつ 葛西臨海公園(2)」
「名所江戸百景183 5月の葛西臨海公園(2) 夏羽のカンムリカイツブリ」
(2)シギ・チドリを撮影した時の話は、
「名所江戸百景216 冬の葛西臨海公園(5) シギ・チドリの群れ」
「名所江戸百景156 第71景 利根川ばらばらまつ 葛西臨海公園(4)」
それから、前々回の 「旅日記025 日本の秘境? 桶ヶ谷沼の野鳥」 の話の続きも、話の内容が厳しすぎるので、次回に回すと書きましたので、ここで書くことにします。
前々回の桶ヶ谷沼の話で、経済成長の歪み(ひずみ)から発生した公害や開発による自然破壊に対して、昭和から平成の現在に至るまでの時代に、環境保護・自然保護の考えは一部の市民団体から一般の人達へ広がり、最後は政治すらをも巻き込んんで、大きな潮流(ちょうりゅう)となっていったとの話はしましたが、
話の内容が厳しくなりますが、それぞれの人に立場があるとはいえ、「くまドン」は何のしがらみもありませんし、小さな個人ブログですので、自由に発言させていただきます。(ここは、完全に「くまドン」の私見ですが)
下のように書くと、与党も野党も攻撃しているようなもので、ある意味、孤立無援ですが・・・
(前々回の「旅日記」では、あまり脱線したくなかったので、今回にしました。)
現在(平成28年)において、環境保護・自然保護は二つ側面で大きな問題に突き当たっています。
(1)一つは、平成23年(西暦2011年)3月に発生した東日本大震災後に進む過大な公共事業による自然破壊
(ついでに横道にそれますが、財政悪化の公共事業反対と消費税増税反対!、企業優先の法人税減税反対!)
震災前は、自然保護の考えが強かったので、政治家や官僚も、環境の配慮をキャッチフレーズに計画の立てざる得なかったのですが、震災後は災害が起きるたびに「公共事業が正義で、反対するのが悪だ」と攻撃しながら、公共事業の増大を進めてきています。しかも自民党は、再び、建設業界や証券業界など産業界から多額の政治献金を受け取り、ひたすら公共事業を作り、株価維持の為に国民の年金や郵貯の年金に損害を与えようとしています。
(産業界の政治献金復活自体、昔の悪しき風習への先祖返りと言われていますし、そう思います。)
国民の災害被害を利用しての公共事業の正当化・推進に厳しい目を向け、国民から拒否のノー(No!)を突き付けて欲しいと思います。
(2)もう一つは、環境保護・自然保護運動が、中国や韓国などの反日勢力に利用されている問題です。
(以前から、なんども書いているのですが、「くまドン」は反中・反韓ですと最初のブログに書きましたし、小さな個人ブログなので、気にせず言います。)
原因は、環境保護・自然保護運動の成長過程に起因(きいん)するのですが、高度成長期の頃は、産業・経済優先の政府(自民党が与党)との対立構図で始まった為、政治に働き架ける為の対抗措置として、環境保護や自然保護運動が野党側(社会党・共産党や民主党)との連携になったことです。この過程で環境保護・自然保護運動に左派系の人間が混ざることになります。その中には適当のそれらしい事を言って、中国や韓国のスパイ見たいなことをやっている人も、ごく一部には、いるのです。
極端な例が、沖縄県の辺野古(へのこ)基地の反対運動です。
そして、左派系のマスコミや政治家は、中国のサンゴ密漁漁船が沖縄や小笠原の海域を荒らしまわった時には、大した反対もせず、辺野古基地建設の時だけ、サンゴ礁を理由に反対をしているのだから、中国がスパイが活動しているのと何ら変わりがないでしょう。
その中でも、特に朝日新聞は、古くはサンゴ落書き偽造(ぎぞう)事件や、昨年(平成27年)の慰安婦報道虚偽(きょぎ)による報道取り消しなど、それ以外の記事を見ても、中国や韓国のスパイみたいな内容と、日本に対する自虐的内容が目立ちます。(問題の記事を書いた記者が新聞社を退職しても、傾向は変わりませんので、スパイの巣窟(そうくつ)見たいな感じがします。これでは、新聞社の自浄作用は望めそうもありません。
さらに、翁長雄志(おながたけし)・沖縄県知事は、那覇(なは)市長時代、国民の税金である沖縄振興一括交付金の多くが中国企業に発注した為、ほとんど税金の中国へ横流ししている有様です。沖縄県人の感情を利用して、中国のスパイのような行為を繰り返しています。沖縄県の人も騙されないようにしましょう。
まともに環境保護・自然保護運動している人は、目的は環境保護・自然保護であって、中国や韓国に利用されたくは無いでしょうから、中国や韓国のスパイ見たいな人達に利用されないように気を付けてください。
今回は、これで終わりとさせていただきます。
3月も終わりが近づき、東京も、もうすぐ桜が咲き始める季節となりました。すでにユキヤナギ(雪柳)やハクモクレン(白木蓮)は白い花を咲かせて、春の訪れを感じます。
3月は花粉症の季節になりましたので、旅行は無理なので、この問題を含め、公共事業の問題について書く予定でしたが、家の事情により、それもできませんでした。
前回も書きましたように、葛西臨海公園(葛西海浜公園)の問題だけは、3月中に完成させたいと思っています。
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前回は、江戸川区の葛西臨海公園(かさいりんかいこうえん)の問題と書きましたが、実際にはこの公園は陸側の葛西海浜公園と海側の海側の葛西海浜公園にわかれていまして、葛西海浜公園の問題となります。
毎年冬になると葛西海浜公園の東・西なぎさ付近の沖合は、下の写真のようにスズガモとカンムリカイツブリ、ハジロカイツブリが2万羽以上の大群がやってきて、越冬していました。葛西沖で見られるカモの大群は、冬の風物詩とも言える風景でした。このブログでも何度も取り上げさせていただきました。
下の写真は、昨年・平成27年の1月中頃に葛西海浜公園にある西なぎさから、鳥類保護区の東なぎさの方を撮影した写真ですが、2~3万羽いたスズガモとカンムリカイツブリ、ハジロカイツブリの大群が写っています。
下の写真は、上の写真を中央付近のみを切り取って拡大したものですが、多くの水鳥が羽を休めていました。
これが、昨年の冬までの葛西沖の普通の風景でした。
ところが、今年・平成28年の1月上旬に気分転換に葛西臨海公園に行ってみると、海側の光景は信じられないような悲惨な景色になっていました・・・・!!!
何万羽の単位でいたスズガモとカンムリカイツブリ、ハジロカイツブリの大群が、ほとんどおりませんでした。
下の写真は、その時撮影した葛西沖の写真ですが、スズカモやカンムリカイツブリは見えず、ハジロカイツブリがわずかにいるだけでした。
西なぎさにいた方に聞きましたが、今冬も、葛西沖一帯を埋め尽くすようなスズガモやカイツブリ類の大群が飛来したそうです。しかし、その後にカモやカイツブリ類の群れは、他の場所へ去って行ったそうです。
後で説明しますが、話が長くなりますので、結論を先に言えば、
水鳥がいなくなった原因は、上の写真の真中に写っている浚渫船(しゅんせつせん=水底の土砂を削る土木作業船)の作業の結果です。安易な考えで周辺の海底の土砂を大量に葛西沖に移動させた結果、葛西沖や周辺の生態系を破壊してしまい、水鳥が越冬する為に必要なエサ場と休む場所を失った結果と考えます。公共事業を行う事を自体が目的だった可能性も考えられます。
自然環境への影響を考えていない安易な考えで行われた公共事業が原因であり、行政側(東京都と国)の責任と言えます(努り!努り!努り!)
2月になると、カモ・カイツブリ類の数が少し回復してきましたが、それでも例年に比べれば、相当少なかったです。
1月上旬の頃の状況を説明すると、最も多くのスズカモとカイツブリ類がいるはずの東なぎさ側には全く姿が見えず、下の写真のように西なぎさにわずかに数十羽程度いるだけでした。
東なぎさと西なぎさの間にある水路にも、下の写真のようにわずかにカモ類とハジロカイツブリがいるだけでした。
海側だけなく、葛西臨海公園の淡水池をねぐら(寝る場所)としているホシハジロ(夕方から夜間に海へエサを採り、昼間は寝ている個体が多い)も例年になく、数が少ないのです。
(絵画調)
上の写真(今年・平成28年1月撮影)では、数が少ないので、ヨシ(葦)の近くにだけいますが、例年であれば、数が多いので、下の写真(昨年・平成27年1月撮影)のように池の水面に広がっているのです。
カモだけでなく、下は鳥類保護区の東なぎさ側の写真ですが、シラサギらしき白い鳥が1羽いるだけで、結構数がいるはずのカモメやカワウ、シギ類まで、やっと1羽見た程度という悲惨な状態でした。
西なぎさに行く途中に出会いました年輩の撮影者に聞いても、「ダメ・・・・」と聞いたので、「くまドン」だけの思いこみではありません。
下の写真は今年・平成28年2月末頃に撮影した写真ですが、この頃になると、カモ類やカンムリカイツブリなどがかなり戻ってきました。春に北に帰る前に集まってきているのですが、それでも例年(このブログの先頭の写真)より鳥の密度(数)が、かなり少ないです。(今年は1月上旬に続き、2月も2回見に行きました。)
さて、鳥と水平線の間に横一線に伸びている干潟が、今回の問題の最大の原因ではないかと、葛西臨海公園の野鳥撮影者の間で話が出ていると聞きました。
(満潮時は水面下ですが、春の大潮の時は水面より上に出て干潟になるそうです。)
昨年・平成27年の秋頃に、公共事業で浚渫船が、葛西海浜公園周辺の川や河口部から削った土砂を大量に移動させたそうです。
「くまドン」も上記の人達と同様の意見です!
状況から判断して、浚渫による土砂で葛西沖の海底を埋めた事が、葛西沖周辺の生態系を破壊していき、カモ類やカイツブリ類のエサ場やねぐらを奪った事が最大の元凶と考えています。
例年はハジロカイツブリなどが昼間にエサを採る姿が葛西沖側でも見られたのですが、今年は、なぎさの沖側でエサを採る姿を見れません。さらに干潟付近にカモ類やカイツブリ類の姿がありません。水深が浅くなった事により、休むに適度な水深が必要か、タカ(鷹)などの猛禽類(もうきんるい)に狙われる危険で安心できないなどの理由が考えられます。
この現象の説明は、ブログが長くなりますので、次回とさせていただきます。
前回までの話は、
「名所江戸百景263 水鳥が消えた葛西臨海公園(1)」 (今回分です)
「名所江戸百景264 水鳥が消えた葛西臨海公園(2)」
「名所江戸百景265 水鳥が消えた葛西臨海公園(3)」
昨年までの、葛西臨海公園の状況の理解の為に、以前、作成したブログは、以下の通りです。
(1)スズガモやカンムリカイツブリの写真は、
「名所江戸百景215 冬の葛西臨海公園(4) ダイシャクシギ 写っていました」
「名所江戸百景155 第71景 利根川ばらばらまつ 葛西臨海公園(3)」
「江戸百景154 第71景 利根川ばらばらまつ 葛西臨海公園(2)」
「名所江戸百景183 5月の葛西臨海公園(2) 夏羽のカンムリカイツブリ」
(2)シギ・チドリを撮影した時の話は、
「名所江戸百景216 冬の葛西臨海公園(5) シギ・チドリの群れ」
「名所江戸百景156 第71景 利根川ばらばらまつ 葛西臨海公園(4)」
それから、前々回の 「旅日記025 日本の秘境? 桶ヶ谷沼の野鳥」 の話の続きも、話の内容が厳しすぎるので、次回に回すと書きましたので、ここで書くことにします。
前々回の桶ヶ谷沼の話で、経済成長の歪み(ひずみ)から発生した公害や開発による自然破壊に対して、昭和から平成の現在に至るまでの時代に、環境保護・自然保護の考えは一部の市民団体から一般の人達へ広がり、最後は政治すらをも巻き込んんで、大きな潮流(ちょうりゅう)となっていったとの話はしましたが、
話の内容が厳しくなりますが、それぞれの人に立場があるとはいえ、「くまドン」は何のしがらみもありませんし、小さな個人ブログですので、自由に発言させていただきます。(ここは、完全に「くまドン」の私見ですが)
下のように書くと、与党も野党も攻撃しているようなもので、ある意味、孤立無援ですが・・・
(前々回の「旅日記」では、あまり脱線したくなかったので、今回にしました。)
現在(平成28年)において、環境保護・自然保護は二つ側面で大きな問題に突き当たっています。
(1)一つは、平成23年(西暦2011年)3月に発生した東日本大震災後に進む過大な公共事業による自然破壊
(ついでに横道にそれますが、財政悪化の公共事業反対と消費税増税反対!、企業優先の法人税減税反対!)
震災前は、自然保護の考えが強かったので、政治家や官僚も、環境の配慮をキャッチフレーズに計画の立てざる得なかったのですが、震災後は災害が起きるたびに「公共事業が正義で、反対するのが悪だ」と攻撃しながら、公共事業の増大を進めてきています。しかも自民党は、再び、建設業界や証券業界など産業界から多額の政治献金を受け取り、ひたすら公共事業を作り、株価維持の為に国民の年金や郵貯の年金に損害を与えようとしています。
(産業界の政治献金復活自体、昔の悪しき風習への先祖返りと言われていますし、そう思います。)
国民の災害被害を利用しての公共事業の正当化・推進に厳しい目を向け、国民から拒否のノー(No!)を突き付けて欲しいと思います。
(2)もう一つは、環境保護・自然保護運動が、中国や韓国などの反日勢力に利用されている問題です。
(以前から、なんども書いているのですが、「くまドン」は反中・反韓ですと最初のブログに書きましたし、小さな個人ブログなので、気にせず言います。)
原因は、環境保護・自然保護運動の成長過程に起因(きいん)するのですが、高度成長期の頃は、産業・経済優先の政府(自民党が与党)との対立構図で始まった為、政治に働き架ける為の対抗措置として、環境保護や自然保護運動が野党側(社会党・共産党や民主党)との連携になったことです。この過程で環境保護・自然保護運動に左派系の人間が混ざることになります。その中には適当のそれらしい事を言って、中国や韓国のスパイ見たいなことをやっている人も、ごく一部には、いるのです。
極端な例が、沖縄県の辺野古(へのこ)基地の反対運動です。
そして、左派系のマスコミや政治家は、中国のサンゴ密漁漁船が沖縄や小笠原の海域を荒らしまわった時には、大した反対もせず、辺野古基地建設の時だけ、サンゴ礁を理由に反対をしているのだから、中国がスパイが活動しているのと何ら変わりがないでしょう。
その中でも、特に朝日新聞は、古くはサンゴ落書き偽造(ぎぞう)事件や、昨年(平成27年)の慰安婦報道虚偽(きょぎ)による報道取り消しなど、それ以外の記事を見ても、中国や韓国のスパイみたいな内容と、日本に対する自虐的内容が目立ちます。(問題の記事を書いた記者が新聞社を退職しても、傾向は変わりませんので、スパイの巣窟(そうくつ)見たいな感じがします。これでは、新聞社の自浄作用は望めそうもありません。
さらに、翁長雄志(おながたけし)・沖縄県知事は、那覇(なは)市長時代、国民の税金である沖縄振興一括交付金の多くが中国企業に発注した為、ほとんど税金の中国へ横流ししている有様です。沖縄県人の感情を利用して、中国のスパイのような行為を繰り返しています。沖縄県の人も騙されないようにしましょう。
まともに環境保護・自然保護運動している人は、目的は環境保護・自然保護であって、中国や韓国に利用されたくは無いでしょうから、中国や韓国のスパイ見たいな人達に利用されないように気を付けてください。
今回は、これで終わりとさせていただきます。
3月も終わりが近づき、東京も、もうすぐ桜が咲き始める季節となりました。すでにユキヤナギ(雪柳)やハクモクレン(白木蓮)は白い花を咲かせて、春の訪れを感じます。
3月は花粉症の季節になりましたので、旅行は無理なので、この問題を含め、公共事業の問題について書く予定でしたが、家の事情により、それもできませんでした。
前回も書きましたように、葛西臨海公園(葛西海浜公園)の問題だけは、3月中に完成させたいと思っています。
日本プログ村に参加しています。良ければ、「江戸時代」と「風景写真」のどちらかを「ポチッ」応援お願いします。
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