こんにちわ、「くまドン」です。
今回も、5月下旬の江戸川区・葛西臨海公園の野鳥の続きの3回目です。
まず、季節の花の話題として、大観覧車の近くにある蓮池では、スイレンの花が咲き始めています。
さて、話を前回のブログの最後に戻ります。葛西臨海公園の二つのなぎさの間にある水路で、カンムリカイツブリ(冬鳥)を撮影していると、近くの水面の水が跳ねました。何かいます!
(今回も鳥の写真は、縮小率を下げて、トリミング(画像の切取)です。)
水面から飛び出してきたのは、今回の撮影目的の一つであるコアジサシ(夏鳥)でした。
この時期の葛西臨海公園で見る事ができる代表的な鳥ですが、「くまドン」は初めて見ます。
気がついてみると、コアジサシが東なぎさと西なぎさの間の水路に何羽も飛んでいました。コアジサシも体長が24cmもあるのですが、距離が遠く小さかったのと、大型のカンムリカイツブリに集中していて気がつきませんでした。
撮影していた2日とも風の強い日でしたが、時々風に流されながらも、魚を捕らえる為に見事なホバリング(空中停止)をしていまいた。(おかげさまで撮影は楽でした。)
【コアジサシ(小鯵刺)】
海岸だけでなく、川などにも生息して、ホバリング(空中停止)しながら、狙いをつけて水にダイビングして魚を捕らえます。その様子から鮎鷹(あゆたか)の異名もあります。
日本では本州以南に夏鳥として渡ってきて繁殖します。葛西臨海公園でもコアジサシの繁殖例があり、今年も鳥類園の人達とボランティアがデコイ(鳥を呼び寄せる為の模型)を作って、東なぎさに設置したようです。
繁殖前にはオスがメスへ獲物をプレゼントする「求愛給餌」も見られるそうです。
巣は砂浜(他の場所では河原・埋立地)の地面にくぼみを作り、2~3個の卵を産みます。集団繁殖地(コロニー)を作って外敵の侵入に備えるそうです。最近は繁殖地の減少や外敵(カラス、ヘビ)などにより数が減っているようです。
葛西臨海公園・鳥類園Ⅱの今年・2014年5月半ばのブログを見ると、コアジサシ約50羽、アジサシ約350羽が観察されているようです(念のため、「くまドン」は鳥類園とは無関係です)。
普段は立入禁止の東なぎさにいますが、次から次へと水路に飛んできて、水中へダイビングをしますので、撮影機会は一杯あります。
「くまドン」が撮影に行った5月下旬には、コアジサシ(夏鳥)しか撮影できませんでした。少し大型のアジサシ(旅鳥)は早くも北に向かって行ったのでしょうか? (少し遅かったようです。)
アジサシも、コアジサシと同様にホバリングをして魚を捕らえますが、さらに北へ行き、繁殖する旅鳥です。少数ながら日本国内(富山県、群馬県、東京都)でも繁殖が確認されています。
【素人くまドンのアジサシとコアジサシの見分け方 (素人なので保証できません) 】
1.アジサシは体長35cm程、コアジサシは体長24cm程で大きさが違います。
→でも、並んでいないと、素人で初見の「くまドン」では分かりません。
2.アジサシは頭の部分は黒ですが、コアジサシは額(ひたい)の部分に白い所があります。
→分かりやすいですが、撮影角度によっては、白い部分が見えません。
3.アジサシのクチバシは黒色、コアジサシのクチバシは黄色です。
→素人のくまドンにも分かります。
次から次へとコアジサシが獲物を狙ってダイビングしていきます。
水面から飛び出てきたアジサシが何か(小さいけど)をくわえています。獲物の魚が取れたみたいです。
コアジサシは例年6月もいるので、撮影機会はありそうです。東なぎさで繁殖すれば、さらに7月以降も子育ての為にダイビングするコアジサシが見れるかもしれません。
最後に水路の向こう側は、野鳥保護の為、人は立入禁止になっている「東なぎさ」です。
大きな鳥の影がひと固まりなっているので、超望遠レンズで拡大してみたら、カワウ(鵜)でした・・・・・
夏は「東なぎさ」にカワウが1000羽も集まる繁殖地になっているそうです。
その他にもシラサギやカモメ、ミヤコドリもいるようです。
なお、西なぎさ(葛西海浜公園)については、開園時間がありますので、ご注意ください。
開園時間:9:00~17:00 (土日・祝日や夏季は延長あり)
今回は、これで終了とさせていただきます。
次回も葛西臨海公園ですが、旧中川の夏の景を作るのに何度も撮影したシラサギの婚姻色の写真です。
「くまドン旅日記」のブログを見ていただきありがとうございました。
山王祭(今年は本祭)まで日があるので、少し軽い雰囲気で、葛西臨海公園の野鳥を入れさせていただきます。
日本プログ村に参加しています。良ければ、「ポチッ」応援お願いします。(携帯からは無効ですので、不要です。)
今回も、5月下旬の江戸川区・葛西臨海公園の野鳥の続きの3回目です。
まず、季節の花の話題として、大観覧車の近くにある蓮池では、スイレンの花が咲き始めています。
さて、話を前回のブログの最後に戻ります。葛西臨海公園の二つのなぎさの間にある水路で、カンムリカイツブリ(冬鳥)を撮影していると、近くの水面の水が跳ねました。何かいます!
(今回も鳥の写真は、縮小率を下げて、トリミング(画像の切取)です。)
水面から飛び出してきたのは、今回の撮影目的の一つであるコアジサシ(夏鳥)でした。
この時期の葛西臨海公園で見る事ができる代表的な鳥ですが、「くまドン」は初めて見ます。
気がついてみると、コアジサシが東なぎさと西なぎさの間の水路に何羽も飛んでいました。コアジサシも体長が24cmもあるのですが、距離が遠く小さかったのと、大型のカンムリカイツブリに集中していて気がつきませんでした。
撮影していた2日とも風の強い日でしたが、時々風に流されながらも、魚を捕らえる為に見事なホバリング(空中停止)をしていまいた。(おかげさまで撮影は楽でした。)
【コアジサシ(小鯵刺)】
海岸だけでなく、川などにも生息して、ホバリング(空中停止)しながら、狙いをつけて水にダイビングして魚を捕らえます。その様子から鮎鷹(あゆたか)の異名もあります。
日本では本州以南に夏鳥として渡ってきて繁殖します。葛西臨海公園でもコアジサシの繁殖例があり、今年も鳥類園の人達とボランティアがデコイ(鳥を呼び寄せる為の模型)を作って、東なぎさに設置したようです。
繁殖前にはオスがメスへ獲物をプレゼントする「求愛給餌」も見られるそうです。
巣は砂浜(他の場所では河原・埋立地)の地面にくぼみを作り、2~3個の卵を産みます。集団繁殖地(コロニー)を作って外敵の侵入に備えるそうです。最近は繁殖地の減少や外敵(カラス、ヘビ)などにより数が減っているようです。
葛西臨海公園・鳥類園Ⅱの今年・2014年5月半ばのブログを見ると、コアジサシ約50羽、アジサシ約350羽が観察されているようです(念のため、「くまドン」は鳥類園とは無関係です)。
普段は立入禁止の東なぎさにいますが、次から次へと水路に飛んできて、水中へダイビングをしますので、撮影機会は一杯あります。
「くまドン」が撮影に行った5月下旬には、コアジサシ(夏鳥)しか撮影できませんでした。少し大型のアジサシ(旅鳥)は早くも北に向かって行ったのでしょうか? (少し遅かったようです。)
アジサシも、コアジサシと同様にホバリングをして魚を捕らえますが、さらに北へ行き、繁殖する旅鳥です。少数ながら日本国内(富山県、群馬県、東京都)でも繁殖が確認されています。
【素人くまドンのアジサシとコアジサシの見分け方 (素人なので保証できません) 】
1.アジサシは体長35cm程、コアジサシは体長24cm程で大きさが違います。
→でも、並んでいないと、素人で初見の「くまドン」では分かりません。
2.アジサシは頭の部分は黒ですが、コアジサシは額(ひたい)の部分に白い所があります。
→分かりやすいですが、撮影角度によっては、白い部分が見えません。
3.アジサシのクチバシは黒色、コアジサシのクチバシは黄色です。
→素人のくまドンにも分かります。
次から次へとコアジサシが獲物を狙ってダイビングしていきます。
水面から飛び出てきたアジサシが何か(小さいけど)をくわえています。獲物の魚が取れたみたいです。
コアジサシは例年6月もいるので、撮影機会はありそうです。東なぎさで繁殖すれば、さらに7月以降も子育ての為にダイビングするコアジサシが見れるかもしれません。
最後に水路の向こう側は、野鳥保護の為、人は立入禁止になっている「東なぎさ」です。
大きな鳥の影がひと固まりなっているので、超望遠レンズで拡大してみたら、カワウ(鵜)でした・・・・・
夏は「東なぎさ」にカワウが1000羽も集まる繁殖地になっているそうです。
その他にもシラサギやカモメ、ミヤコドリもいるようです。
なお、西なぎさ(葛西海浜公園)については、開園時間がありますので、ご注意ください。
開園時間:9:00~17:00 (土日・祝日や夏季は延長あり)
今回は、これで終了とさせていただきます。
次回も葛西臨海公園ですが、旧中川の夏の景を作るのに何度も撮影したシラサギの婚姻色の写真です。
「くまドン旅日記」のブログを見ていただきありがとうございました。
山王祭(今年は本祭)まで日があるので、少し軽い雰囲気で、葛西臨海公園の野鳥を入れさせていただきます。
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