くまドン旅日記

写真が趣味です。自然の風景、旅行、歴史に興味を持って撮影を続けています。

名所江戸百景183 5月の葛西臨海公園(2) 夏羽のカンムリカイツブリ

2014年05月28日 07時55分03秒 | 名所江戸百景
こんにちわ、「くまドン」です。

 今回も、5月下旬の江戸川区・葛西臨海公園の野鳥の続きです。
 観覧車の近くにある蓮池には、まだツツジが奇麗に咲いていました。


 そのまま、真っ直ぐ海の「西なぎさ」に行くと、平日にも関わらず、砂浜に人が結構いました。
 (このブログは2日分の撮影を一つにまとめてあります。両日ともに風の強い日でした)

 以前も話しましたが、西なぎさは人が遊べるエリアです。
 これに対して、「東なぎさ」は野鳥の保護区で人の立ち入りは禁止になっています。
 鳥から見れば「東なぎさ」の方が安全ですから、珍しい鳥は「東なぎさ」側で観察されることが多いです。
 下の写真の中段を左右に横切る石垣は東なぎさです。手前は西なぎさになりますが、二つのなぎさの間には水路があります。この付近は野鳥の観察がしやすい所です。

 葛西臨海公園の鳥類園Ⅱのブログを見た所、この付近で旅鳥のシギやアジサシを見る事ができるというので、先に行ってみました。

 水路まで行くと、夏羽のカンムリカイツブリ(冬鳥)がいました。立派な冠羽です。目は赤いですね。
 (今回も鳥は、縮小率を下げて、画像のトリミングです。)

 冬は、沖合の離れた所にいたので、遠すぎて撮影が大変でしたが、この日は水路の中まで入ってきて、あまり人を気にしない様子でした。
 比較の為、今年の2月に撮影した冬羽のカンムリカイツブリを載せておきます。見ての通り、全く地味です。


【カンムリカイツブリ(冠鳰、冬鳥)】
 名前の通り、夏羽の冠羽があるのが特徴。頬から後頭にかけて黒い縁取りのある赤褐色の飾り羽が生じる。
 全長が56cmもある大型のカイツブリで、日本国内で観察できるカイツブリ科の最大種です。
 日本には冬鳥として冬季に飛来しますが、一部は日本国内(東北や琵琶湖)でも繁殖する個体もいるそうです。
 エサは魚類、両生類、水生昆虫などです。他のカイツブリ科と同様に潜水が得意で、水に潜ると、どこに現れるか分かりません。
 通常の生息域は、流れの緩やかな河川、湖沼、湿原などですが、冬は河口、港湾、沿岸部にも生息します。
 葛西臨海公園も荒川放水路・中川放水路・江戸川の河口部ですから、冬から4月ぐらいまでは、かなりの数のカンムリカイツブリや、ハジロカイツブリなどがいます。葛西臨海公園の野鳥でも代表的な鳥の一種です。



 この日のカンムリカイツブリは水路に数羽いて、元気に飛ぶ姿も見せてくれました。
 水面を走りながら、飛び出す瞬間です。

 こちらは、着水の瞬間です。しかし、なかなか飛んでいる瞬間の撮影ができません・・・・(汗)


 しかし、このカンムリカイツブリ達、もうすぐ6月なのに、北に飛んで行かずに大丈夫なのか・・・・・?


 今回は、これで終了とさせていただきます。次回は、西なぎさで撮影したコアジサシの写真です。
 「くまドン旅日記」のブログを見ていただきありがとうございました。

 山王祭(今年は本祭)まで日があるので、少し軽い雰囲気で、葛西臨海公園の野鳥を入れさせていただきます。

 日本プログ村に参加しています。良ければ、「ポチッ」応援お願いします。(携帯からは無効ですので、不要です。)
にほんブログ村 写真ブログ 風景写真へ