熱心な映画ファンと、一部のテレビがない家庭のためのイベント、「午前10時の映画祭 何度見てもすごい50本」が始まりました。長崎の1本目は「ゴッドファーザー」です。
毎回朝10時上映というルールで、他のロードショウ目当てのお客さんをかき分けて指定席に座ると、観客は50人ほど。やはり中高年ばかりです。
ゴッドファーザーの日本上映は1972年らしいので、小学生のボクはおそらく興味もなく、その後tvで放映されても「吹き替え」なので迫力不足。ということで、「パートⅢ」しか見たことがない世代は、何でアル・パチーノが最終的にドンになったのかが興味津々ということで観に行きました。
名前しか知らないマーロン・ブランドの甲高い声や、若くて精悍なアル・パチーノ、今ほどどぎつくない流血シーン、そしてニノ・ロータの音楽が心地よく流れます。ロードショウと違い結末はわかっているので、画像の一コマ一コマをじっくり鑑賞できるのが、この映画祭の強みかも知れません。あっという間の3時間でした。ちなみに映像はデジタルリマスター版なので、かなり美しく仕上がっています。
この後49本の上映がありますが、約半数は観に行くようにネットカレンダーにピックアップ済み。とりあえずチビも大丈夫そうな「アマデウス」鑑賞が次回の目標です。