耐震改修工事がちゃくちゃくと進み 週に2回は現場監督さんと打ち合わせしています。先日は、地震力に抵抗する 鉄骨ブレースのボルト締め検査に立ち会いました。
ボルト自体も強力ですが、締める機械も優れもの。ボルトは仮締め(1回目)したあと、本締め(2回目)するのですが、それぞれ機械が違います。特に本締めのは かなりごつくて、締める音も『ギュルルルー』とスキなし。ボルトにマーキングして、本締めで廻る角度を 目視検査しています。
さて同じ現場の東側では、コンクリートに打ち込んだアンカーボルトの引き抜き試験もしました。ほぼ20センチ間隔で並ぶボルトは、接着剤で埋め込まれているので、試験器で負荷をかけ 設計通りの耐力があるかをチェックするのです(機械がやってくれます)。あまり引っ張りすぎると、ボルトが本当に抜けてしまうので、慎重に。どちらの試験も 規定値をクリアして 完了。今月末には 足場が外れそうです。