![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/ba/315dc0b2a328fddac7ccf86c8e54d8f8.jpg)
(2回目の指導日)
昨日は、あすか幼稚舎で器楽演奏の指導をされている
全日本幼児教育連盟の矢澤先生の本年度2回目の来園日でした。
2ヶ月に一度いらっしゃいます。
前回の5月7日は、
午前中は楽器を持たずに庭で集団行進の練習。
午後は室内で初めて太鼓のスティックを握りました。
今回も午前中は、何も持たずに庭で行進の練習。
いつ自分が動く番か、どこまで移動するか、
他の子ども達との位置関係は良いか、
子ども達自身で考えて行動させる力を養います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/04/8432d7e8c476772233755cae693d1e2b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/30/e1617aa11b3b5be15cce6cc2a042fb7a.jpg)
シンセサイザー担当の園児が弾いていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/72/17aec56e4b201cf602ba0f79205dece7.jpg)
午後は冷房した室内で打楽器の練習でした。
子ども達に自分がやりたい楽器を選ばせます。
先生のリズムに合わせて、4回たたく練習をしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/a5/f9a3636b3a58a2cc17ec90363af9213e.jpg)
いろいろな楽器が出てきて、
みんなのたたく音が揃うときれいに聞こえます。
矢澤先生は「いま、何をする練習ですか?」と問いかけます。
子ども達は「考える練習」と答えます。
自分の目でよく見て、耳でよく聞いて、
頭で考えて、自分で行動してくださいと指導します。
イヤイヤやらされるのではなく、
子どもたち自身にやる気を持たせることが、
教育においては、とても大事なことだと感じました。
ウィリアム・ウォードの言葉を思い出します。
平凡な教師は言って聞かせる。
よい教師は説明する。
優秀な教師はやってみせる。
しかし最高の教師は子どもの心に火をつける。
楽譜については、矢沢先生が編曲し、
それを、あすか幼稚舎の下田先生が、
各楽器にふりわけて楽譜を書いているそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/29/b945faac055ae06c3bfb1b2e2cdc4ff0.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/fb/22d021923f1dc3bad5535cb023fb513a.jpg)
1回目と2回目の矢澤先生のご指導の様子は、
ビデオ撮影させていただきましたので、
後日編集してユーチューブで公開したいと思います。
初めて楽器に触れた子どもたちが、
一年後には、ショスタコーヴィッチ級の曲が演奏できるようになる
ドキュメンタリーです。
矢澤先生の言葉を前回のブログから再録します。
<大切なこと>
教育で大事なのは大人たちが未来を託する子どもに、
何を培ってもらいたいのかである。
人間が持っている本来の力をどうやって引き出すのかが教師の務め。
子どもたちが本来もっている能力と、教師の力が合わさって、
それが2乗にも、3乗にもなって大きな力を引き出している。
子供たちに、よく見る、よく聴く、よく考える力を身につけさせ自立させることが大事。
音楽を学ぶのは3歳児が一番集中力が高い。これを過ぎると能力が落ちてくる。
三歳の時にしっかりといいものを与えて、いい耳を作っておくとその力は継続する。
人間には潜在的に持っている力と、後天的に身につける力がある。
集中力とは、人の話をしっかりと聴くこと。
話の意図や内容について考えることが大事。
自分のまわりに起こっていることを認識して、
自分は何をしなければならないのかを考える。
周りの人が出している音の感情まで理解して、
自分の心理状態を合わせて、合奏の力を合わせる。
それには指揮者を信頼して自分の出すべき音を出すこと。
器楽合奏では自主性を重んじているので、
子どもに自分がやりたい楽器を選ばせている。
子どもたちは自分で選んだので、一生懸命努力している。
<ショスタコーヴィッチの選曲について>
ショスタコーヴィッチの曲は、ティンパニが生かせる曲として選んだ。
12分ほどの原曲を6分にアレンジした。
「幼児の音楽だからこうあるべき」と考えること自体がナンセンス。
メロディーが理解できるかどうかだ。
世の中にやさしい曲なんて1コも無い。
由紀さおりは、大人でも童謡を歌っている。
指導にあたっては、子どもたちが持っている力を引き出すことが大事。
そのためには、大人が教えすぎないこと。
練習は、子どもたちが自分で考える訓練の場。
音楽を使って基本的な人格を作る教育をしている。
これからの日本人は、自立できないとグローバル化に対応できない。
集団指導をする中で、それぞれの子どもの個性を見極めて、
それぞれ何を与えたらいいのか、
どのように興味を持たせたらいいのかを考えながら指導している。
(Youtubeに動画をアップ)
練習のようすを動画にアップしましたのでご覧ください。
昨日は、あすか幼稚舎で器楽演奏の指導をされている
全日本幼児教育連盟の矢澤先生の本年度2回目の来園日でした。
2ヶ月に一度いらっしゃいます。
前回の5月7日は、
午前中は楽器を持たずに庭で集団行進の練習。
午後は室内で初めて太鼓のスティックを握りました。
今回も午前中は、何も持たずに庭で行進の練習。
いつ自分が動く番か、どこまで移動するか、
他の子ども達との位置関係は良いか、
子ども達自身で考えて行動させる力を養います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/04/8432d7e8c476772233755cae693d1e2b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/30/e1617aa11b3b5be15cce6cc2a042fb7a.jpg)
シンセサイザー担当の園児が弾いていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/72/17aec56e4b201cf602ba0f79205dece7.jpg)
午後は冷房した室内で打楽器の練習でした。
子ども達に自分がやりたい楽器を選ばせます。
先生のリズムに合わせて、4回たたく練習をしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/a5/f9a3636b3a58a2cc17ec90363af9213e.jpg)
いろいろな楽器が出てきて、
みんなのたたく音が揃うときれいに聞こえます。
矢澤先生は「いま、何をする練習ですか?」と問いかけます。
子ども達は「考える練習」と答えます。
自分の目でよく見て、耳でよく聞いて、
頭で考えて、自分で行動してくださいと指導します。
イヤイヤやらされるのではなく、
子どもたち自身にやる気を持たせることが、
教育においては、とても大事なことだと感じました。
ウィリアム・ウォードの言葉を思い出します。
平凡な教師は言って聞かせる。
よい教師は説明する。
優秀な教師はやってみせる。
しかし最高の教師は子どもの心に火をつける。
楽譜については、矢沢先生が編曲し、
それを、あすか幼稚舎の下田先生が、
各楽器にふりわけて楽譜を書いているそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/29/b945faac055ae06c3bfb1b2e2cdc4ff0.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/fb/22d021923f1dc3bad5535cb023fb513a.jpg)
1回目と2回目の矢澤先生のご指導の様子は、
ビデオ撮影させていただきましたので、
後日編集してユーチューブで公開したいと思います。
初めて楽器に触れた子どもたちが、
一年後には、ショスタコーヴィッチ級の曲が演奏できるようになる
ドキュメンタリーです。
矢澤先生の言葉を前回のブログから再録します。
<大切なこと>
教育で大事なのは大人たちが未来を託する子どもに、
何を培ってもらいたいのかである。
人間が持っている本来の力をどうやって引き出すのかが教師の務め。
子どもたちが本来もっている能力と、教師の力が合わさって、
それが2乗にも、3乗にもなって大きな力を引き出している。
子供たちに、よく見る、よく聴く、よく考える力を身につけさせ自立させることが大事。
音楽を学ぶのは3歳児が一番集中力が高い。これを過ぎると能力が落ちてくる。
三歳の時にしっかりといいものを与えて、いい耳を作っておくとその力は継続する。
人間には潜在的に持っている力と、後天的に身につける力がある。
集中力とは、人の話をしっかりと聴くこと。
話の意図や内容について考えることが大事。
自分のまわりに起こっていることを認識して、
自分は何をしなければならないのかを考える。
周りの人が出している音の感情まで理解して、
自分の心理状態を合わせて、合奏の力を合わせる。
それには指揮者を信頼して自分の出すべき音を出すこと。
器楽合奏では自主性を重んじているので、
子どもに自分がやりたい楽器を選ばせている。
子どもたちは自分で選んだので、一生懸命努力している。
<ショスタコーヴィッチの選曲について>
ショスタコーヴィッチの曲は、ティンパニが生かせる曲として選んだ。
12分ほどの原曲を6分にアレンジした。
「幼児の音楽だからこうあるべき」と考えること自体がナンセンス。
メロディーが理解できるかどうかだ。
世の中にやさしい曲なんて1コも無い。
由紀さおりは、大人でも童謡を歌っている。
指導にあたっては、子どもたちが持っている力を引き出すことが大事。
そのためには、大人が教えすぎないこと。
練習は、子どもたちが自分で考える訓練の場。
音楽を使って基本的な人格を作る教育をしている。
これからの日本人は、自立できないとグローバル化に対応できない。
集団指導をする中で、それぞれの子どもの個性を見極めて、
それぞれ何を与えたらいいのか、
どのように興味を持たせたらいいのかを考えながら指導している。
(Youtubeに動画をアップ)
練習のようすを動画にアップしましたのでご覧ください。