伊勢崎市議会議員 多田稔(ただ みのる)の明日へのブログ

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群馬県教育委員会

2010-11-12 21:07:47 | 外国籍児童
新聞報道によれば、
桐生市の小学生の自殺事件を受けて、
群馬県教育委員会でも
重大な関心を寄せているようです。

外国人の子どもたちを支援する
ICSの活動について、
伊勢崎市だけでなく、
群馬県教育委員会にも
ぜひ知って頂きたいと考えています。

福島教育長さんは、
私が県庁の子ども育成課時代の
上司(課長)でしたので、
良く存じ上げています。

教育長さんにお願いする前に、
まず、伊勢崎市選出の県議会議員で、
文教警察常任委員会に所属する
塚越紀一県議にお願いしたところ、
こころよくICSの話を聞いて頂けることになりました。
その上、来週にも現地に見学に来て頂ける
ことにもなりました。
ありがとうございます。

この事件は、
桐生市だけの問題ではないと思います。
群馬県では、伊勢崎市や太田市などは、
桐生市よりもっと多くの外国籍の子どもたちが
地域に住み、学校に通ってきています。
そして、不登校になっている子どももいます。

それぞれの市町村だけの努力でなく、
ぜひ群馬県も力を合わせて、
改善に向けて取り組んで頂きたいと思います。

ICSの主催者である
カイラン博士(応用言語学)(大東文化大学教授、群馬県立女子大学講師)
について、教育関係者や、児童福祉関係者に
もっと知ってもらいたいと考えていたところ、
なんと3年も前から群馬県庁のホームページで、
大きく紹介されていました。

3年前の記事なので、
今と異なる部分もありますが、
みなさんもご覧下さい。
なお、カイランさんはNPO法人多言語教育研究所の
理事長であり、その研究所が
ICS(インターナショナルコミュニティースクール)を運営しています。

このホームページには書いてありませんが、
カイランさんは群馬県の景観審議会委員を務めたり、
群馬県の歴史や文化を歌った
「上毛(じょうもう)カルタ」の
英訳援助とCD吹き込みにもご協力されました。
現在、群馬県多文化共生推進懇談会委員、
群馬県人権教育・啓発推進懇談会委員です。
平成20年には、知事から「群馬建国祭交流賞」も
授与されています。

桐生市の小学生の自殺事件は、
行政の多くの分野に関係します。
学校でのいじめは教育委員会、
不登校や健全育成の悩みは児童福祉行政、
外国人の共生の問題と考えれば、国際行政や市民生活分野など。

ぜひ行政の縦割りでなく、
必要な分野は連携して
取り組む必要があります。

冒頭の写真は、
ICSの授業風景。
比較的高学年の児童が多い英語のクラスです。
写真左手にホワイトボードが壁に固定されており、
先生が立って教えているところです。

ICSでは、ポルトガル語や、ペルー語、カダログ語など、
言語別に教室が分かれています。









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