伊勢崎市議会議員 多田稔(ただ みのる)の明日へのブログ

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路側帯

2010-07-01 10:38:36 | Weblog
インターネットの百科事典ウイキペディアによれば、
路側帯(ろそくたい)とは、次のとおりです。

道路交通法で定められ関連法令で使われている用語で、
道路交通法第2条で
「歩行者の通行の用に供し、又は車道の効用を保つため、
 歩道の設けられていない道路
又は道路の歩道の設けられていない側の
 路端寄りに設けられた帯状の道路の部分で、
 道路標示によつて区画されたものをいう。」
と定義されています 。

歩行者の安全のために、
歩道がない道路又は道路の歩道がない側に設置され、
車道と分離することにより基本的に歩道と同様に扱われる。
道路交通法第17条の「歩道等」には、
歩道と路側帯が含まれている。

高速道路など歩行者の通行が禁止されている道路においては、
「車道の効用を保つため」に設置される。
外見から車道外側線や停車帯と混同されることがある。

以上が、およそウイキペディアの解説です。

簡単に言うと、
歩道が無い道路の端の部分に引かれたラインで
歩行者と車を分離して、
歩行者の安全を図るためのものです。

先々週の6月21日(月)に
町内にお住まいの女性から
相談を受けました。

見通しの悪いカーブの道路の、「路側帯」が消えてしまい、
車が塀ぎりぎりを走ってくるので、
歩行者や自転車がたいへん危ないというのです。
子どもたちや高齢者もたくさん通ります。

早速、翌日に現地を確認に行ってきました。
写真のとおりです。



この場所は、東西の交通量が大変多い場所です。
道がカーブしていてブロック塀もあり、
カーブの先が見えません。

しかし、東西から来る車は
あまりスピードを落とさずに
このカーブに進入してきます。

そのため、
車同士の正面衝突の危険や
車が道の端を走ってきた場合、
歩行者や自転車に衝突する危険が高いのです。

特に、
西から東へ走ってくる車は、
路側帯側によって走ってくる場合が多く、
路側帯をタイヤで削って、完全に消えてしまいました。

そして、
驚いたことに、路側帯よりも塀に近い
側溝のふたの上を走ってくる車もあるそうです。

側溝は、塀のすぐ下にありますので、
ここを踏んで車が走ってきた場合、
車と出会い頭に歩行者が逃げる場所は、
まったくありません。

現地の写真を取り、
近くの方のお話を聞いて、
その日のうちに市役所の交通政策課へ
実情をお伝えに行きました。

市のほうでも、危険な箇所と認識しており、
現地確認のうえ、1~2ヶ月のうちに
路側帯を再塗装すると回答をいただきました。

そして
昨日この場所を通りますと、
路側帯ペイント用の下書きの線が書いてありました。

これは近いうちに、再塗装してもらえそうだな
と思っていたところ、
本日、初めに相談いただいた女性から
路側帯のペイント作業が始まりましたと
嬉しいご連絡をいただきました。

私がご相談を受けたのが
6月21日(月)。
現地確認に行って、市役所へお願いしたのが
6月22日(火)。
そして、
実際のペイント作業が始まったのが
本日、7月1日(木)です。




1~2ヶ月以内と言われていたのに、
わずか10日目に作業着手していただき、
迅速な対応で、とてもありがたいです。

そして、
6月26日(土)に倒れていた
豊受幼稚園東のカーブミラーは、
本日立派に直っていました。
事故からわずか5日目です。
気になって現場確認に行ったところ、
たくさんの小学生が下校してこの場所を
通っていました。
早い復旧で良かったです。



行政の対応は、
よく「お役所仕事」などと
批判されることがありますが、
伊勢崎市の交通政策課の対応は
とても迅速でした。

市民の安全にかかわる業務だけに
住民の方も、私からも
感謝申し上げます。

追記。
私は伊勢崎市の議員として、
地元以外でも、
安全にかかわることや、重要なことには
もちろん対応します。

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