テーブルの上のリンゴ 2024-08-13 08:44:58 | 絵画画談 テーブルの上にリンゴがあるが、このテーブルはテーブルであってテーブルではない。テーブルの世界では、テーブルとしての奥行きをリンゴがあることによって暗示させているが、リンゴは空間でもあって、テーブルの世界が平面的であることを強めている。リンゴは空間を否定されることによって、リンゴとなり、テーブルの上のリンゴがあると言える。このテーブルはテーブルであってテーブルではない。よって、リンゴもないのであって、テーブルもない。あるのは「空間」だけである。 « シュルレアリスム考 | トップ | リアリティの発生 »
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