お絵描き日記~イラストレーター照井正邦

職人、照井正邦の似顔絵、意匠など。画力の向上を目的に練習しています。

立体化の発想

2024-08-26 09:33:37 | 絵画画談
平面を立体的に描くのに
「立体物をコラージュしてしまえばよい」
という発想は、目からウロコかもしれないが、そういった発想の選択をしてこなかった平面作品が「近代」と呼べるのかもしれない。
フランク・ステラの人生が頭をよぎる。
発想の転換は大切だが、あえて「平面を描く」という道を選びたい。

作品に平面という制約を課して、逆説的に自由をつかむ。
補色と白しか使わないと決めて、色幅の深さを見せていくような。
ひらめきが過去の自分の作品を無意味にしてしまうのなら、それは悪魔のささやきにほかならない。

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