お絵描き日記~イラストレーター照井正邦

職人、照井正邦の似顔絵、意匠など。画力の向上を目的に練習しています。

さかしまのパースペクティヴ3

2024-10-05 08:16:55 | 絵画画談
「さかしまのパースペクティヴ3」F10号。
逆遠近法で平面化した人体。

講評で「全身を入れる必要はない」と言われてしまった作品。
確かに、因習ではサムホールサイズは顔のみ、6号は半身などと言われるが、全身を入れないのは「逃げ」だと思う。
多摩美の入試では、全身の構図の指示があるし、全身を入れないのは誤魔化しだと思う。
頭だけ描いたのであれば、逆遠近法で描いた意味が薄れてしまう。
「さかしまのパースペクティヴ」の主旨を理解して頂けなかったのは残念でならない。