木村文乃さんの似顔絵を「ふわっと」をテーマに、透明水彩で描いてみました。
ドリアンの肖像をグレーで描きました。
「平らな表現の似顔絵を絵の中に構築する」という(自身の)課題を持って、肖像画のある似顔絵に決めました。
モチーフはオスカーワイルドのドリアングレイの肖像がよいと思い、連想でドリアン助川さんの似顔絵にしました。
つづりは違いますが、グレーのトーンのみに決めました。
絵の中の肖像を平らに、その絵を見ている者を、果物の王様ドリアンにしてみました。
似顔絵塾では、果物頭のほうだけで表現すれば載る(可能性が高い)時代もありました。
ドリアンとドリアン助川氏の視覚的記憶から、ドリアンの絵を見ると、その人の想像力により脳内で助川氏に見えるという、シュルレアルに分類でき得るものかもしれません。