イイものはイイ（似顔絵雑談）

イイものはイイ。ダメなものはダメ。


と言うのは、オペラの話。
日本で、トゥーランドットを観てきました。
トゥーランドット姫より、リウのほうが良い声に聴こえたのですが、
「きっとドット姫は倍音を多くだしてるから、云々・・・」
と自分なりに解釈しようとしていました。

けれど、カーテンコールでは（役まわりのよさはありますが）リウのほうが、大きな拍手をもらっていました。

イイものはイイ。ダメなものはダメ。

そういう単純な感覚というのも、大事だと思いました。


似顔絵でも、イイものはイイし、ダメなものは（どんなにコンセプト等がすぐれていても）ダメなのでしょう。
そういう個人的な直接的な感覚は、なくしてしまってはならないと思いました。
理詰めでいくと、誤った方向へ行って、本質を見失ってしまうこともあると。
「されど似顔絵」ですが、「たかが似顔絵」でもあります。
もっと自由に似顔絵が描きたいです。

P.S
ドット姫の声は、※ドラマティックリリコという発声なのだそうです。
理屈の部分では、合っていたのかもしれません。
でも、素人からすると、似顔絵でも肖像画でも関係ないように、どうでもいいことなのかもしれません。




チャラ男という言葉がありますが、私はもしかしたら、チャラおじさんかもしれません。
オペラの席の後ろにも、開演したのに、関係のない話をし続けるチャラおばさんがけっこういました。
三分の一くらい生きて来ましたが、自分に当てはめたとき、人間の特質は年齢とは関係ないと思いました。


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