ムネオ日記
2009年6月9日(火)
週末北海道に行っていると、産経新聞、東京新聞は東京に帰ってから見ることになる。
6月6日付産経新聞15面の産経書房「花田紀凱(かずよし)の週刊誌ウォッチング」に次の様に書かれている。
全体的に低調。
いちばん読み応えがあったのが、『週刊朝日』(6月12日号)、鈴木宗男(衆院議員)、藤本順一(ジャーナリスト)、上杉隆(ジャーナリスト)3氏の鼎談(ていだん)「世襲亡国論」。
なかでも鈴木議員の話が自らの経験を踏まえて説得力あり。
〈“悪質”なのは、父親が死亡したり、病気になったりして、その息子がワケもわからず継ぐパターンですよ。
そもそも、世襲で「地盤・看板・カバン」を引き継ぐほど楽なことはない。(中略)マラソンで言えば、30キロの地点からスタートするようなもんです〉(鈴木氏)
〈政治家は国民の税金で生きている。4代目ともなれば1世紀です。100年も国民の税金で生きるのは問題〉(同)
〈なにより資金管理団体の政治資金を、身内に非課税で「相続」できるということが、世襲の“肝”〉(上杉氏)
また、6月7日付の東京新聞9面の読書欄「ただいま平積み中」には、「ヒールの逆襲」「善悪を超越する魅力」という見出しの、三品信氏の署名記事がある。
「ヒール」の代表格と言えば佐藤優氏。「外務省のラスプーチン」と評されたすご腕の外交官だが、背任などの容疑で逮捕・起訴されて休職中だ。が、その経緯を記した『国家の罠』(新潮社)はベストセラーになるなど多くの支持を集め、《佐藤優現象》という言葉さえ生まれた。
今では肩書に「作家」とつくほど著書も増え、官僚としての仕事のやり方を詳述する本も読まれている。その一つが『交渉術』(文藝春秋)。今年一月の刊行から増刷を重ね、すでに四刷五万部。「北方領土交渉の実態などを際どいところまで書いており、交渉術の実用書であるとともに、佐藤さん本人のメモワールでもある。若い世代の読者などには『大義を持って仕事をした人の記録』として読まれています」と担当者。
その佐藤氏とともに対ロシア交渉で政治力を発揮したものの、あっせん収賄罪などで逮捕・起訴されたのが衆院議員の鈴木宗男氏。政治家として見た国家中枢の暗部を描く『闇権力の執行人』(講談社)はベストセラーになり、今年四月に刊行の『汚名 国家に人生を奪われた男の告白』(講談社)も三刷二万二千部という。
佐藤氏も鈴木氏も、ともに最高裁に上告中。だが、一般人でも、麻生首相の私邸を見に行くツアーの参加者が逮捕されたり、政治的なビラを配っただけで逮捕されたりする現実を思えば、「この国では誰でも明日は監獄の中だ!」という鈴木氏の訴えには確かな重みがある。
それなりに発信力、存在感が認められることはありがたい。
鈴木宗男なりの考え、訴えを今後もしていく。何よりも弱い人の味方として、権力の暴走に相対(あいたい)していく。
アメリカで開かれている国際ピアノコンクールで、全盲の辻井伸行さんが優勝の栄冠を獲得した。このニュースに多くの日本人が感動したことだろう。
辻井さんは優勝後のインタビューで、「両親と先生に感謝したい」と語っていたが、心に染みる言葉である。ご両親もどんなにか喜びに浸っていることだろう。大きなハンディを背負いながらも、一人のアーティストとして頑張っている辻井さんの今後一層のご活躍を祈念してやまない。
久しぶりに心洗われる、明るく気持ちの良い、何よりもやる気を与えてくれる、辻井さんの快挙である。私も「もっともっと頑張らなければ」と、触発された一人である。
◎
本日提出した質問主意書5件
・
№342 外務省在外職員に支給される子女教育手当の妥当性に関する再質問主意書
・
№343 外務省在外職員に支給される配偶者手当の妥当性に関する再質問主意書
・
№344 外務省における健康管理休暇制度に関する再質問主意書
・
№345 外務省在外職員に支給される住居手当の妥当性に関する再質問主意書
・
№346 政府による補正予算を用いたいわゆる国立漫画博物館の建設の是非等に関する再質問主意書
◎
本日受領した政府答弁書11件
・
№307 北方四島への人道支援に対するサハリン州政府の見解に関する質問主意書
・
№308 外務省在外職員の住居の実情等に関する質問主意書
・
№309 外務省についての各マスコミ報道に対する同省の対応に係る国民への説明等に関する第3回質問主意書
・
№310 外務省と同省所管の各種法人との関係等に関する質問主意書
・
№311 最高裁判所裁判官の指名等に関する再質問主意書
・
№312 1960年の日米安全保障条約改定に際したいわゆる「核持ち込み密約」に係る外務省事務次官経験者の証言に関する質問主意書
・
№313 痴漢行為を行った検察官に対して下された処分の妥当性等に関する質問主意書
・
№314 本年度のビザなし交流第二陣におけるロシア系住民との対話集会等に関する質問主意書
・
№315 駐ロシア特命全権大使の信任状奉呈式におけるロシア大統領の発言に対する外務省の見解等に関する質問主意書
・
№316 北方領土問題に係る我が国の対応の変遷等についての麻生太郎内閣総理大臣の認識等に関する質問主意書
・
№317 殺人罪等に問われているフジモリ・元ペルー大統領に対する政府の保護に関する再質問主意書
※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。
衆議院ホームページ
鈴 木 宗 男
◆++++++++++++++++++++++++++++++++++++++◆
新党 大地
鈴木宗男 オフィシャルページ
◆∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞◆
2009年6月9日(火)
週末北海道に行っていると、産経新聞、東京新聞は東京に帰ってから見ることになる。
6月6日付産経新聞15面の産経書房「花田紀凱(かずよし)の週刊誌ウォッチング」に次の様に書かれている。
全体的に低調。
いちばん読み応えがあったのが、『週刊朝日』(6月12日号)、鈴木宗男(衆院議員)、藤本順一(ジャーナリスト)、上杉隆(ジャーナリスト)3氏の鼎談(ていだん)「世襲亡国論」。
なかでも鈴木議員の話が自らの経験を踏まえて説得力あり。
〈“悪質”なのは、父親が死亡したり、病気になったりして、その息子がワケもわからず継ぐパターンですよ。
そもそも、世襲で「地盤・看板・カバン」を引き継ぐほど楽なことはない。(中略)マラソンで言えば、30キロの地点からスタートするようなもんです〉(鈴木氏)
〈政治家は国民の税金で生きている。4代目ともなれば1世紀です。100年も国民の税金で生きるのは問題〉(同)
〈なにより資金管理団体の政治資金を、身内に非課税で「相続」できるということが、世襲の“肝”〉(上杉氏)
また、6月7日付の東京新聞9面の読書欄「ただいま平積み中」には、「ヒールの逆襲」「善悪を超越する魅力」という見出しの、三品信氏の署名記事がある。
「ヒール」の代表格と言えば佐藤優氏。「外務省のラスプーチン」と評されたすご腕の外交官だが、背任などの容疑で逮捕・起訴されて休職中だ。が、その経緯を記した『国家の罠』(新潮社)はベストセラーになるなど多くの支持を集め、《佐藤優現象》という言葉さえ生まれた。
今では肩書に「作家」とつくほど著書も増え、官僚としての仕事のやり方を詳述する本も読まれている。その一つが『交渉術』(文藝春秋)。今年一月の刊行から増刷を重ね、すでに四刷五万部。「北方領土交渉の実態などを際どいところまで書いており、交渉術の実用書であるとともに、佐藤さん本人のメモワールでもある。若い世代の読者などには『大義を持って仕事をした人の記録』として読まれています」と担当者。
その佐藤氏とともに対ロシア交渉で政治力を発揮したものの、あっせん収賄罪などで逮捕・起訴されたのが衆院議員の鈴木宗男氏。政治家として見た国家中枢の暗部を描く『闇権力の執行人』(講談社)はベストセラーになり、今年四月に刊行の『汚名 国家に人生を奪われた男の告白』(講談社)も三刷二万二千部という。
佐藤氏も鈴木氏も、ともに最高裁に上告中。だが、一般人でも、麻生首相の私邸を見に行くツアーの参加者が逮捕されたり、政治的なビラを配っただけで逮捕されたりする現実を思えば、「この国では誰でも明日は監獄の中だ!」という鈴木氏の訴えには確かな重みがある。
それなりに発信力、存在感が認められることはありがたい。
鈴木宗男なりの考え、訴えを今後もしていく。何よりも弱い人の味方として、権力の暴走に相対(あいたい)していく。
アメリカで開かれている国際ピアノコンクールで、全盲の辻井伸行さんが優勝の栄冠を獲得した。このニュースに多くの日本人が感動したことだろう。
辻井さんは優勝後のインタビューで、「両親と先生に感謝したい」と語っていたが、心に染みる言葉である。ご両親もどんなにか喜びに浸っていることだろう。大きなハンディを背負いながらも、一人のアーティストとして頑張っている辻井さんの今後一層のご活躍を祈念してやまない。
久しぶりに心洗われる、明るく気持ちの良い、何よりもやる気を与えてくれる、辻井さんの快挙である。私も「もっともっと頑張らなければ」と、触発された一人である。
◎
本日提出した質問主意書5件
・
№342 外務省在外職員に支給される子女教育手当の妥当性に関する再質問主意書
・
№343 外務省在外職員に支給される配偶者手当の妥当性に関する再質問主意書
・
№344 外務省における健康管理休暇制度に関する再質問主意書
・
№345 外務省在外職員に支給される住居手当の妥当性に関する再質問主意書
・
№346 政府による補正予算を用いたいわゆる国立漫画博物館の建設の是非等に関する再質問主意書
◎
本日受領した政府答弁書11件
・
№307 北方四島への人道支援に対するサハリン州政府の見解に関する質問主意書
・
№308 外務省在外職員の住居の実情等に関する質問主意書
・
№309 外務省についての各マスコミ報道に対する同省の対応に係る国民への説明等に関する第3回質問主意書
・
№310 外務省と同省所管の各種法人との関係等に関する質問主意書
・
№311 最高裁判所裁判官の指名等に関する再質問主意書
・
№312 1960年の日米安全保障条約改定に際したいわゆる「核持ち込み密約」に係る外務省事務次官経験者の証言に関する質問主意書
・
№313 痴漢行為を行った検察官に対して下された処分の妥当性等に関する質問主意書
・
№314 本年度のビザなし交流第二陣におけるロシア系住民との対話集会等に関する質問主意書
・
№315 駐ロシア特命全権大使の信任状奉呈式におけるロシア大統領の発言に対する外務省の見解等に関する質問主意書
・
№316 北方領土問題に係る我が国の対応の変遷等についての麻生太郎内閣総理大臣の認識等に関する質問主意書
・
№317 殺人罪等に問われているフジモリ・元ペルー大統領に対する政府の保護に関する再質問主意書
※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。
衆議院ホームページ
鈴 木 宗 男
◆++++++++++++++++++++++++++++++++++++++◆
新党 大地
鈴木宗男 オフィシャルページ
◆∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞◆