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「検査院も『忖度』」=森友学園への国有地売却問題

2017-11-24 22:35:12 | 森友・加計疑惑

「検査院も『忖度』」=森友学園への国有地売却問題で弁護士ら-大阪

 

時事ドットコムニュース https://www.jiji.com/jc/article?k=2017112201248&g=soc

2017.11.22.20:00

 学校法人「森友学園」(大阪市)への国有地売却問題で、会計検査院が検査結果を公表した22日、真相解明を求めてきた大阪の弁護士らからは不満の声が上がった。

 売却に関わった近畿財務局職員らを背任容疑で告発した阪口徳雄弁護士らのグループは、検査院がごみ撤去費の適正価格を算定しなかったことについて、「政権に忖度(そんたく)している点があり、極めて残念だ。検査院自ら算定すべきだ」とのコメントを発表。大阪地検特捜部が厳正に捜査し、職員らを起訴するよう求めた。
 財務省と国土交通省は「検査は、参議院からの要請で行われたものであり、結果は重く受け止める」と全く同文のコメントを発表した。近畿財務局の担当者は、取材に「独自のコメントはない」と話し、学園の籠池泰典前理事長の代理人弁護士側も「何もお答えしていない」とした。
 問題の土地は国が買い戻している。民事再生手続き中の学園は、建設済みの小学校校舎と一括で売却してもらい債務の圧縮に充てる意向で、管財人の疋田淳弁護士は「土地の価格を近畿財務局が再鑑定し、売却を進めてほしい」と語った。(2017/11/22-20:00)

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黒染め強要された大阪の女子高生は、歴史を前進させる戦いに挑んでいる――鴻上尚史 201 7.11.22- 週刊SPA!

2017-11-24 22:20:51 | 外交 国際 国家

黒染め強要された大阪の女子高生は、歴史を前進させる戦いに挑んでいる――鴻上尚史

鴻上尚史  2017年11月22日

― 週刊SPA!連載「ドン・キホーテのピアス」<文/鴻上尚史> ―

女子高生 

忘れらない写真があります。一人の緊張した顔の若い黒人女性の周りで、ニタニタと白人達が笑っている写真です。

 女性の名前はドロシー・カウント。15歳。1957年9月4日。ノースカロライナ州のハーディング高校の入学式の風景です。

 彼女はアメリカ史上、最初の高校生になった黒人女性でした。

 可愛い孫娘のために、祖母は何日も徹夜して晴れの入学式で着る素敵なドレスを縫い上げてくれたといいます。しかし、このドレスの背中は、学校に来るまでの間に、たくさんの唾や腐った食べ物、石などで汚れていました。黒人差別が当たり前の時代でした。

 それでも彼女は登校しました。次の日も、次の日も。

 唾を吐き駆けたのは女性達です。男性達は小石や腐った食べ物を投げました。

 けれど、学校のロッカーは壊され、自宅にも嫌がらせや脅迫電話があり、身の危険を感じるようになりました。

 学校側の要請もあって、結局、4日間、登校しただけで退学し、引っ越しせざるをえませんでした。

 入学式で写っているドロシーは、意志の強い顔をしています。周りのニヤニヤと笑っている同級生達とはまったく違う、知性と目の力を感じます。

 この写真のことを思い出したのは、大阪のニュースを聞いたからです。

 ネットではかなり有名になりましたが、大阪の府立高校に通う高校3年の女子生徒が生まれつき髪が茶色なのに、校則を理由に黒く染めるよう強要されて不登校になったとして、慰謝料など損害賠償を求める訴訟を大阪地裁に起こしました。

 10月27日開かれた第1回口頭弁論で府側は請求棄却を求め、全面的に争う姿勢を示しました。

 つまりは、自分達はまったく悪くないと主張したのです。

「金髪の留学生でも黒く染めさせる」規則


 この女子高生は、入学前に、生まれつき髪が茶色であると学校側に告げると、「その髪色では登校させられない」と黒染めを求められました。

 女子高生はその指導に従い、黒く染め始めましたが、1年たつ頃に頭皮が荒れ、痛くなりました。

 母親は抗議しましたが、学校側は「黒にするのがルール」と認めませんでした。皮膚は荒れ、髪はボロボロになりましたが、「染め方が足りない」と4日に1度の頻度で注意されました。

 また、「母子家庭だから茶髪にしているのか」と言われたり、厳しい指導の際に過呼吸で倒れ、救急車で運ばれたりもしました。文化祭や修学旅行には茶髪を理由に参加させてもらえませんでした。

 昨年9月には、「黒く染めないなら学校に来る必要はない」と言われ、不登校になりました。3年生になった現在は、クラス名簿に彼女の名前さえありません。

 生徒の代理人弁護士には、学校側は「たとえ金髪の外国人留学生でも規則で黒く染めさせることになる」と答えています。

 もう狂っているとしか言えません。これが教育者の言葉でしょうか。トランプ一家の親戚か誰かが何人か転入してくれないかと思います。本気でアメリカ人の髪の毛を染めるつもりなのか。本当に染めたら、間違いなく国際問題です。それを、この府立高校の校長と教頭は受けて立てるのか。そして大阪府の教育委員会も。

 ネットでは、「茶髪の生徒が増えると近所が『あの学校は乱れてる』と判断して、評判が落ちるし、質のいい生徒は来なくなるから指導しているんだ」という文章がありました。それと、外国人留学生を黒染めすることは何の関係もありません。

 提訴した彼女は、必死の思いでしょう。苦しいと思います。周りからいろいろと言われているかもしれません。

 ドロシーさんは、やがて大学を卒業し、育児保育団体でカウンセラーとして働いたそうです。彼女の戦いが愚かな人々を照らし、歴史を前進させました。

 大阪の彼女の戦いも同じ意味があると、大げさではなく心底思います。彼女を負けさせたくない。本当に応援したい。

 このSPA!の文章が彼女の目に届き、ここにも応援している人間がいるのだと伝えられたらいいと願います。あ、でもエッチな特集があると親は見せたくないか(笑)。

※「ドン・キホーテのピアス」は週刊SPA!にて好評連載中

 

 

 

 

 


【安倍改憲】主権者が知っておくべき憲法基礎知識⑲ 小林節 ~憲法「改悪」提案は必ず否決できる

2017-11-24 22:04:36 | 憲法

【安倍改憲】主権者が知っておくべき憲法基礎知識⑲ 小林節
憲法「改悪」提案は必ず否決できる
最近、世論の動向を探るかのように、高等教育の無償化、自衛隊の加憲などが提案されているが、それらに惑わされず、まず、改憲を党是とする自民党の「憲法観」を確認することこそが重要..(日刊ゲンダイ)

https://twitter.com/Trapelus/status/933955667097919488

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“森友学園”籠池夫妻の保釈認めず 大阪地裁 (17/11/23) ~勾留されて4ヶ月

2017-11-24 12:05:31 | 森友学園疑惑

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“森友学園”籠池夫妻の保釈認めず 大阪地裁(17/11/23)

ANNニュース https://www.youtube.com/watch?v=3lKUirguxls

学校法人「森友学園」の前の理事長・籠池泰典被告(64)と妻の諄子被告(61)について、大阪地裁は保釈を認めない決定をしたことが分かりました。

 森友学園の前の理事長・籠池被告と妻の諄子被告は、大阪府豊中市で開校予定だった小学校の建設工事に関する国の補助金や学園が運営する幼稚園への府や市の補助金など、合わせて1億8000万円余りをだまし取った罪で起訴されています。

 2人は7月に逮捕され、現在も大阪拘置所に勾留されています。20日に弁護士が保釈を申請していましたが、関係者によりますと、大阪地裁が22日に保釈を認めない決定をしたということです。2人については、初公判に向けて争点などを話し合う公判前整理手続きが進んでいます。

 

 

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【森友問題】長男・籠池佳茂氏「両親が勾留されて丸3ヶ月。接見禁止が解けません。家族とも会えない」2017.10.31
  「今日で両親が勾留されて丸3ヶ月が経ちました。7月31日に勾留されて以来、接見禁止が解けません。
 家族とも会えないのです。」10.31=籠池 佳茂さんFBより 
 
 
 
 
 ※起訴したということは、検察は必要な捜査を終えている。起訴後は釈放が原則なのに、
家族にも会わせず、ズルズル拘束。籠池氏の口封じの意図は明らかだ。
画像に含まれている可能性があるもの:2人、テキスト

 

 

 


「森友疑惑」 検査院報告  解明、あとは首相「誰が得、究明を」 2017.11.22 毎日新聞

2017-11-24 11:54:56 | 森友学園疑惑
「森友」検査院報告

解明、あとは首相「誰が得、究明を」

 

 「値引きが過大だとはっきりした」「首相自ら説明を」--。大阪府豊中市の国有地が学校法人「森友学園」に格安で売却された問題で、22日公表された会計検査院の報告書。国の価格算定を「根拠が不十分」と批判する一方、詳しい資料が残っていないとして適正価格は明示しなかった。疑惑発覚から9カ月。地元住民や関係者からは改めて真相解明を求める声が上がった。

 

 「国有地」と表示された柵の中には、今もレンガ色の校舎が未使用のまま残る。学園が一時、安倍晋三首相の妻昭恵氏を名誉校長に迎え、今春の開校を目指した現場だ。ごみを理由に鑑定価格から約8億2000万円値引きされ、1億3400万円で売却された。

 「地元が疑惑にまみれ、嫌な思いをしてきた」という事務員の男性(52)は「国が資料を残していないのが最大の問題で、安倍首相の説明が全然足りない。誰が本当のことを言い、誰が一番得をしたのか、知りたいのはその点だ」と話した。別の男性(40)は「検査院も結局は国の機関で信用できない。国会答弁を聞いても、もやもやが晴れず、安倍首相は納得できる説明をしてほしい」と話した。

 近畿財務局職員らを背任容疑で告発した木村真・豊中市議は「検査院の調査で、国が算定したごみの量や深さに疑問符が付き、ごみが値引きの口実に使われたことがはっきりした。ただ、検査院がどこまで厳しく書類提出を求めたのかは疑問だ。国会で改めて追及してほしい」と話す。

 ごみ撤去費が過大とする意見書を大阪地検に提出した告発グループの共同代表、阪口徳雄弁護士は「値引きの根拠がなかったのを指摘したのは評価できるが、検査院は自らごみがどれだけ残っているか客観的に調査して算定すべきだった。恣意(しい)的な基準で8億円減額したのは職務に反しており、地検は厳正に捜査すべきだ」とのコメントを出した。【岡村崇、宮嶋梓帆】

「捨てた者勝ち」浮き彫り

 NPO法人・情報公開クリアリングハウスの三木由希子理事長 会計検査院の検査では、財務局の電子ファイル管理について従来よりも具体的な状況が明らかになった。しかし、土地の売却に至る当事者間のやりとりなどについては行政文書が残っていないとされ、検査院ですらも十分な検証ができなかったという印象だ。行政文書や記録がなければ、廃棄した側の「捨ててしまった者勝ち」になるという問題が改めて浮き彫りになった。

財務省の誰がどう判断したか

 元会計検査院局長の有川博・日本大教授 ごみ推計量の積算で、ごみの深さ、混入率などが根拠不足と認定された。積算のプロの国交省のずさんさに驚く。財務省も森友学園側から損害賠償を求められるリスクを逃れるためと言って甘い見積もりを見逃した。国民の財産を管理する立場として大きな問題がある。しかも、学園は土地購入時に審査が不十分なまま代金の延納が認められるなど何重にも特例を受けている。財務省の誰が、何を理由に判断したのかはっきりさせるべきだ。

 

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