[奄美群島&ミサイル基地問題] エスカレートした今年の鎮西演習
~市街地の側の港湾にて自動小銃を構えた武装警備

愚かな南西諸島の自衛隊配備へ警鐘を鳴らすイベント等も終わりましたし
そろそろ一段落、ケリをつけたいところ。
イベントについては、
全国の心ある方々が非常に素晴らしく纏めて発信してくれてるのでここでは割愛。
この秋、更にエスカレートした鎮西演習について纏めたいと思います。
演習は22日までなんですが、明日から約1週間選挙カーの運転なんで早めのタイミング。
何しろ今年はメディア非公開なんで、まだ何か隠し玉があるかもしれませんが、その辺はご容赦を。


今年もごっそりと上陸した鎮西演習。
台風一過の定期船を最優先で占領し、島内の物流を遅延させ
有事においても住民を無視するであろう優先順位をまざまざと見せつけました。

そして、今年の演習における最大のエスカレートといえば、やっぱりコレでしょう。
市街地の側の港湾にて自動小銃を構えた武装警備。


ご覧の通り、武装検問所まで作って紛争地域の様相。
今までとは全く別次元の異常な光景が佐大熊港で展開されました。


今、思い出しても夢を見てるかの如き異常な光景ですが
これ全部、この秋の奄美大島の港湾で展開された正真正銘の現実なんですよね。
コンテナを検品する際も自動小銃、自動小銃。


本当に市民の目の前。このカーブで信号待ちしてる車内から
幌の中で食事する兵士が見えた程。


専門家である小西誠さんや全国や地元有志の方々とツアー&アクションした
古仁屋港では水際作戦用の水陸両用車が展開していました。
今年はこんな感じで済んでますが、
ミサイルや警備部隊の駐屯後はこの辺も更にエスカレートし
大規模化していくと思われます。


そして、防衛省は協定による輸送と言い訳してますが、
米軍が後方支援する事実上の日米合同訓練も盛り込まれてきました。
いずれは強襲揚陸艦やらも参加するようになるでしょうし、
日本版海兵隊ができれば、こんな今にも沈みそうなショボいのでなく
日本版の強襲揚陸艦も配備されるでしょう。




そして、国営ブラック企業のイメージUP活動。
ド田舎のグラウンドでは気持ち悪いビデオ流しながらゆるキャラが出てきてご覧の通り。
純真なド田舎の少年少女を騙して入れようって魂胆丸出し。
身の丈に合わない軍拡をマーチ鳴らして、やってることは七十数年前と同じ
このままいけば、今度も色んな意味でひめゆり部隊になりますよ。
何と言っても僕らは人権を蔑ろにされ扱き使われる現場の自衛隊員の味方ですからね。


そんなわけで10年前までは平和だった南の島の秋はご覧の通り
軍事車輛だらけで、年々その騒々しさはエスカレートしています。
駐屯地ができたら、これが一年中続き
生態系から何かから何まで恒常的にメチャクチャになるわけですから
まあ、本当にため息しか出ませんよ。
迷彩服やモスグリーンばかりの日常には息が詰まるんで
選挙が一段落したら、加計呂麻島にでも渡ろうと思います。