『覚えていますか？』

6月の健康博覧会で、弊社ブースに来て、色々質問したオバサンが来ました。

『え～、覚えていますとも！』
この時、30分位ブースを離れず、色々な質問をされました。

『資料を一杯送って下さって、読みましたが、私の頭では理解出来ませんでした。でも、良い商品だと云う事だけは分かります』
『はい、有難うございます』

『入場券を何枚も送って下さったので、友達にも一緒に行こうと言いましたが、疲れるから嫌だと言われ、一人で来ました』
『あ～、そうですか、先ず飲んで下さい』と「コタラの葉」のお茶を差し出します。

『今日は買いに来ました。取り合えず10万円持って来ましたので、買えるだけ下さい』と、ウエスト・ポーチから茶封筒を取り出し『確かに10万円持って来た筈だけど』と数え始めました。1万円札9枚、5千円札2枚の合計10万円、確かに有ります。

この気持ちが嬉しくて、大雑把な計算で品物を揃えます、カナリ大きな荷物になりました。
『これに詰めて下さい』と背中の大きなリュックを下ろしますが、入りきれません。

『申し訳ありませんが、紙袋が合ったら分けて下さい』と、近くに出展していた知り合いのブースに頼み込みました。
紙袋2枚貰い、「コタラ」商品を詰め込みます。

大きなリュックを背負い、両手には紙袋を提げ、オバサンは去って行きました。

展示会が終わり、2日後、
『小さな石けんが何個も入っていたんですが、いくらで売れば良いのでしょう？』と電話が来ました。
『あれは、サービスで入れました。どなたかにお試しさせて下さい』
『ご親切に有難うございます』

気持ちが良いオバサンです！


映像は、10時開場の風景