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バンブーロッド製作 ・工房そらぷち

毎日、せっせと竹を削ってます。製作過程とそらぷちの自然、釣り日記などなど…

万羽鶴

2015年01月13日 | 

 鹿児島の出水平野は、どうしても一度訪れてみたかったんです。        

 全生息数の90%のナベヅルと50%のマナヅルが、越冬のために、シベリア方面から、この小さな平野に集まるのだそうです。

 その数といったら圧巻でした。。 そこは想像を遥かに超える景色でした。


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 ナベヅルが9,000羽。そしてマナヅルが3,000羽。それに混ざって何故か多くのカモ達、、千羽鶴を軽く超え万羽鶴。
 もう辺りはケニアのフラミンゴ状態になっていましたよ。


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 首が白くて灰黒色の体なのがナベヅル。 真ん中の首が褐色の小さな子は春にうまれた若鳥かな。


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 そして、目の周りが赤色で明るい灰色の体なのが、マナヅル。 大きさはナベヅルよりひと回り大きいようです。


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 飛翔姿は、やっぱり優雅ですねぇ。 
 

 冬の厳しい寒さの中で暮らす真っ白なタンチョウは、とても魅力的だけど、黄金色の田んぼでのんびりと寛ぐ灰色のツル達もいいもんだな。




  

 

  

    
  

So Cool

2014年06月02日 | 

 気温33℃の真夏日、、久々にカワセミに会いに行ってまいりました。


なかなかのイケメン・・・ やっぱりカワセミは So Cool だな。





自分的には背中からヒップのラインの色が何とも堪りません・・・


光の具合によって微妙に色が変わるカワセミブルー。
これってCDやシャボン玉とおなじ原理で本当の羽色じゃないんだってNHKさんが言っていた。
じゃあ、本当の色って何色なんだろう??


本日、いちばん接近してくれたのが、この写真・・・ 下半身はコンクリートブロックにブロックされてます、、、
もう少しだけ右に移動しておくれと念じていたら・・・
 


背後から子供達の大声が・・・ 
その声で慌てて飛び去るカワセミくん、、、


この後は、こんな感じです・・・
いいんだよ、少年たちよ!!  おじさんはたっぷり楽しんだから・・・
魚すくいは、子供の必修科目なんだぜ。

 


ミソサザイ

2014年05月16日 | 

  薄暗い渓谷で一際、美声で囀る鳥は

 
 ミソサザイで~す。  スズメよりもずっと小っちゃくてチョコチョコ動き回るので写真を撮るのは一苦労…

 
 この時期は巣作りの時期のようで…


 頻繁に水苔を毟って対岸にある岩と岩の小さな隙間へと…


何度も何度も運んでいました。


長レンズに替えてアップでみてみると・・・ウン、なかなか良いお顔をしております。


囀りは、小っちゃな身体で、よくまぁ、こんな大きな・・・と思うくらいのソプラノで辺りの渓谷に響き渡ります。

 


 


久々に・・・

2014年05月02日 | 

  桜も散り緑がだんだん鮮やかになってきました。
  久々に、ご近所の 水辺に行ってみると…

  
  水浴びあとのヒヨドリと

  
  お食事中のダイサギに会えました。
  大好きなカワセミは今日はお留守のようです…

 

 

 

 

 


ブッポウソウ

2013年07月12日 | 

  ブッポウソウっていう野草みたいな名前の野鳥に会ってきました。

        
             

     とても人見知りな鳥らしくなかなか近くに来てはくれません。
     大きさはハトくらいでしょうか・・・。 肉眼では豆粒程度にしか見えませんが、カメラ越しに見るその姿は
     なんとカワセミ様にも負けず劣らずの美白じゃなくって美青の鳥でした!

     


     


     

     ちょうどこの時期は子育てのシーズンみたいです。  頻繁に夫婦で餌を巣箱に運んでいました。
     日本には1000羽くらいしか渡ってこないブッポウソウ、、無事に巣立って来年も岡山に来るんだよ~。


     
     
     


岡山産

2013年06月26日 | 

 おかやま産のカワセミです。
 清流に住むイメージのカワセミだけど、お世辞にもきれいとは言えない近所の用水路なんかに普通に暮らしております。
                                                                                            

梅雨の合間の久々の鳥見・・・・
車のエンジンを止め車窓からこっそり撮ってましたが、暑いのなんのって・・・もう少しでミイラになりそうでした、、、

                                                                                                      


ビロードキンクロ

2012年03月25日 | 

吹雪の日、道東の小さな漁港で出会った変顔の鳥‥


ビロードキンクロ♂   初めて見ました。 名前からして肌触り? はベルベットみたいなのかな??


それにしても変な顔、、嘴の上にある大きなコブは何か意味があるの?


目は白いし鼻の穴は異常に大きくて向こう側が筒抜け状態‥


こちらは♀‥多分??  ♂の変顔に比べるとこちらはいたって普通のカモ科って感じです。

カモの仲間ってオスとメスの羽色の違いが大きいのだけど、これだけ容姿が違うっていうのも珍しいカモ??



シリエトク

2012年03月07日 | 

なにかとゴタゴタですっかり更新が疎かになってしまいました・・
先日、大好きな道東をぶらっと巡って北海道のスケールの大きさをとことん堪能してまいりました。


知床は今年も流氷がいっぱいでした。 海峡をはさんで国後島がはっきりと見えます。


こちらは羅臼港から見る知床連山


今年もワシ達は元気に戻ってきてました。


トォーッ!!


トリャー!!     あちらこちらで獲物の奪い合いをやってます


オオワシもいいけど・・・


やっぱりオジロワシの方がカッコいいな…

















こんなにアップでワシを見られるなんて、、さすが知床!!


シマフクロウ(2)

2011年11月14日 | 


滅多にお目に掛かることの出来ないシマフクロウが、何故ここでは毎日ほぼ100%の確立で見られるかというと…




それは宿の前を流れる川の中州に作った給餌場に女将さんが活きたヤマメやニジマスを入れているからなんです。
このアングルからだと、塩ビの波板が丸見えで、まるで動物園みたいですねぇ…


生簀ですから当然の事、狩りは何の苦労も無く成功します。
足には青黄のバンディング。 ほとんどのシマフクロウは環境省により個体識別のためのバンディングが雛のうちに施されるそうで
調べてみると どうやら、この個体は母親フクロウとのこと。





そしてバンディングの無いのが父親フクロウらしい…  足環が無いという事は人知れず巣立ち成鳥したと考えていいのかな?





左足に金色のバンディングと‥





右足に金色のバンディングをした2羽はこの夫婦の間に生まれた子供。 幼鳥とは言え容姿はもうすっかり成鳥と変わらない。
シマフクロウは巣立ち後1年近く親の給餌を受け、さらに数年間は親の行動圏にとどまるらしい。

この宿、環境省からは 「エサを与えるな」 との御達しが再々届いており、いずれこの姿はお目に掛かれなくなるかも知れない…
専門知識が無い者の人工給餌の是非については私には判らないけれど、かつて絶滅に瀕したタンチョウを見事救ったのは一農家の
給餌であったという事実は知っている…

ただ釣師的観点から言わせてもらいますと、活餌にニジマスを入れるのは勘弁して欲しいな。 知床の川にニジマスは似合わないから…



いつものへなちょこ動画も撮ってみましたのでお暇なら見てくださいませ。




シマフクロウ(1)

2011年11月11日 | 

シマフクロウ。  アイヌ語でコタン・コロ・カムイ(村の守り神)


昔は北海道の至る所に暮らしていたと言う日本でいちばん大きなフクロウです。
開墾、開発でことごとく住処を奪われ現在の生息数はおよそ130羽…種の存続が危ぶまれる大切な鳥なんです。









黄色の瞳で睨みをきかせ佇む姿、そして鋭く長い爪は鳥というより まるで獣のような風貌です。






「ボォー、ボォーッ」と太く低い声が闇夜に響き渡ります。



場所は知床。  有名なシマフクロウの見られる宿。  女将さんに無理を言って撮影だけさせていただきました。
夜の鳥撮りは初めての経験、、シャッター速度が上がらずISO6400の未体験ゾーンに突入いたしました。

   


野付半島

2011年11月07日 | 


道東へ行くと必ず立ち寄ってしまう場所が野付半島。 ここは知床みたいに観光地化されてなく、とても良い処です。
 
 エゾシカの数も多く夜中に、この半島に通じる道を車で走ると、急に何頭も飛び出してくるので冷汗と急ブレーキの連続なんです。

      

去年、コミミズクに出会った場所にはトビがとまってました。  コミミズクは まだ少し時期が早かったようです。






オジロワシはすでに、かなりの数が渡って来てました。 でも何故かオオワシは1羽も確認できません。



そして外海にはクロガモがプカプカと漂い…


穏やかな内海には何やら見慣れぬ鳥がいっぱい??


も、もしや、、貴方様はコクガンさんでは??


初めて拝見しました。  もう少し近付いてみようかと何度も思いましたが、貴方様は大切な天然記念物の絶滅危惧種…
間近で観たい衝動をグッと堪えググッとトリミングして我慢です…。

 


カワガラス時々ヤマセミ

2011年11月06日 | 


釣竿とカメラとシュラフを車に積め込んで道東方面へとフラフラ出掛けてまいりました。


森の樹は殆どが落葉し、辺りはすっかり晩秋の佇まい。 



  川のいたる所には命の循環の風景‥空には そのサケ達を狙うオジロワシの姿も見られます。
  そして、ここで竿を振っていると 何度もヤマセミが私の目の前を横切るもんで落ち着いて釣りどころじゃありません…
  とうとう竿をカメラに持ち替え如何にも止まりそうな枝の前にブラインドを張り、待ちます、、待ち続けます…


いつものことで待つとなると何故か今度はなかなかやって来ないんです…   カワガラスが「 ゲッゲッ 」と笑います…


このカワガラス、かなり好奇心旺盛でブラインドの上に来ては何度も止まります。
中からは この子の足の裏が透けてまる見えです。  くすぐってみます、、5cm移動します、、また くすぐります…
こんなことして時間潰しをして2時間くらいたったでしょうか…


やっとお目見えです。  ヤマアラシみたいな冠羽…カッコイイです。


ホントは手前の枝に止まって欲しかったんだけど…


贅沢は言ってられません…


水面を ジーッ と見つめてます。 いつダイブするのかと固唾をのんで待ちます、、人差し指に力が入ります、、不整脈になりそうです…

てっきり右下に飛ぶだろうと構えていたら、あっさりと左上に飛び、そのまま彼女 ? は川上に去って行きました…
こんなもんです。またいつものことです。   ひどく疲れました、、、撤収です・・・。