11月下旬に降った雪、 例年だと一度は融けて無くなるのが通常なんですが、今年は何故かどんどんと降り積もり根雪になりそうな気配です。
強風で舞上がる雪を一生懸命に舌でキャッチしている いこちゃんも、早いもので来月で2歳になります。
去年はまだヨチヨチ歩きだったので本格的な雪あそびは今シーズンから。
定番のソリ遊びにもご満悦の様子・・・
でも、、ソリから転げ落ち長靴が脱げると、ご覧の有様・・・
そうそう、いこちゃん・・北国の女はこうして忍耐力を体得していくのだよ!
11月下旬に降った雪、 例年だと一度は融けて無くなるのが通常なんですが、今年は何故かどんどんと降り積もり根雪になりそうな気配です。
強風で舞上がる雪を一生懸命に舌でキャッチしている いこちゃんも、早いもので来月で2歳になります。
去年はまだヨチヨチ歩きだったので本格的な雪あそびは今シーズンから。
定番のソリ遊びにもご満悦の様子・・・
でも、、ソリから転げ落ち長靴が脱げると、ご覧の有様・・・
そうそう、いこちゃん・・北国の女はこうして忍耐力を体得していくのだよ!
未だ微熱が残り本調子じゃありません… と言う訳で今回も過去の写真から
千歳空港のすぐ側に水源を持ち国道36号線に沿うようにウトナイ湖へと流れ込む美々(びび)川。
流程わずか10km、川幅も3mほどの小さな川ですが、名前の通り、此処は名流と呼ぶにふさわしい美しい川なんです。
幼少時代を千歳で過ごした私は、小学生の頃、よくこの川へ釣りに通いました。 面白いくらいにウグイが釣れ、たまにアメマスの
尺上なんぞが掛かった時には口から心臓が飛び出るくらい興奮したものです…
秋には真赤な婚姻色のベニザケが群れをなし川を遡っていく光景を見て、密漁とも知らずに何とかこれを釣上げれないかと真剣に考えていました。
あれから40年の月日が流れました…。 当時を偲んでボートでのんびりと川を下ります。 岸辺にはクレソンが繁茂しバイカモが川の流れに揺れています。
40年ぶりの美々川は嬉しい事に当時と何も変わらずに滔々と流れていました。 唯一変わったと言えば当時、確かにあったはずのラムネ飲料の工場が何処に建っていたかすらも判らないくらい跡形も無くなっていたくらいでしょうか。
カワセミが水面すれすれに飛び、私を追い越していきます…。
余談ですが、美々川下流に植苗という小さな集落があります。 そこに昔、折居彪二郎という鳥獣採集家が住んでいました。
彼が明治から昭和にかけ世界中を飛び回り採集、標本にした数は数万点。 そのうち新種が16種、新亜種84種、「 Orii 」の学名がつく鳥類・哺乳類は17種。 かの大英博物館にも彼の残した標本は多数保存されているとか、、凄い方ですねぇ…
ここ1週間ほど体調が芳しくない。 頭痛、微熱、空咳… 家人から小言を言われつつ家でウダウダと過ごしている。
インフルエンザの予防接種を打った翌日からの症状…てっきりこれは予防のつもりが本物のインフルになったのかと思っていたら、
お知り合いの方から、インフルワクチンは不活化ワクチンで接種してもインフルエンザにはならないと教えて頂いた‥つくづくマヌケな私。。
そういう訳でネタも無いので過去の写真から‥
豊頃町のシンボルマーク 「ハルニレ」 の樹。 北海道では 「エルム」 の樹と言った方が馴染み深いかも知れない。
姉崎一馬さんの写真絵本「はるにれ」のモデルになったこの大樹は十勝川の河川敷に、存在感たっぷりにそびえている。
樹齢は大きさの割に意外と若く、推定140年。 時代背景からすると、北海道がまだ蝦夷と呼ばれていた時代、
ちょうど龍馬が維新の為に奔走していた頃に芽吹いたのかな。
遠くから見ると1本の大樹に見えるこの 「ハルニレ」…近くから見ると2本の木が互いに絡み合いながら1本化していることが判る。
こうやってお互いに支えながら、幾多の水害や風雪に耐え抜いてきたんだろうな。
去年、とても良い思いをさせて頂いたアメマスの川を訪ねてみた。
時期的に少し遅いかとも思ったが去年は川が黒く見えるくらい群れていた川、まだ少しくらいは残っているだろうと高を括っての釣行…
結果は、、遅すぎました…。 すでにシーズンは終わっていました…。 アメマスの魚影すら拝めません…。
でも折角ですから 一応、竿は振ってみました… どうです! このリールサイズのチビヤマメ。
お次はグリップサイズのイワナのお出ましです。
これは小さいけどアメマスっぽいなぁ…
これも体色からしてアメマスっぽいな…
大物は滝壺の底にへばり付いているのかも・・と微かな期待を込めて久々にルアーをギコギコ引いてみましたが無残にもその望みは砕け散りました。
惨敗です…いい思いってものは稀にあるからこそ良いのだと開き直ります…。
知床峠です。 今回の旅は運よく、天候だけは恵まれました。
羅臼岳には大きな笠雲が掛かっています。
知床と言えば、やっぱり 「オショロコマ」 今回は一支流のかなり上流域から入渓してみることに…
とても小さな渓ですが、落ち込みの連続で、なにより人工工作物が皆無というのが嬉しい限り…
10月も終わりの頃でしたが、ドライにもよく反応してくれます。
ちょっと大きめなプールでは相変わらずの入れ食い状態。
今年も知床のオショロコマ達は元気いっぱい・・・堪能させていただきました。
滅多にお目に掛かることの出来ないシマフクロウが、何故ここでは毎日ほぼ100%の確立で見られるかというと…
それは宿の前を流れる川の中州に作った給餌場に女将さんが活きたヤマメやニジマスを入れているからなんです。
このアングルからだと、塩ビの波板が丸見えで、まるで動物園みたいですねぇ…
生簀ですから当然の事、狩りは何の苦労も無く成功します。
足には青黄のバンディング。 ほとんどのシマフクロウは環境省により個体識別のためのバンディングが雛のうちに施されるそうで
調べてみると どうやら、この個体は母親フクロウとのこと。
そしてバンディングの無いのが父親フクロウらしい… 足環が無いという事は人知れず巣立ち成鳥したと考えていいのかな?
左足に金色のバンディングと‥
右足に金色のバンディングをした2羽はこの夫婦の間に生まれた子供。 幼鳥とは言え容姿はもうすっかり成鳥と変わらない。
シマフクロウは巣立ち後1年近く親の給餌を受け、さらに数年間は親の行動圏にとどまるらしい。
この宿、環境省からは 「エサを与えるな」 との御達しが再々届いており、いずれこの姿はお目に掛かれなくなるかも知れない…
専門知識が無い者の人工給餌の是非については私には判らないけれど、かつて絶滅に瀕したタンチョウを見事救ったのは一農家の
給餌であったという事実は知っている…
ただ釣師的観点から言わせてもらいますと、活餌にニジマスを入れるのは勘弁して欲しいな。 知床の川にニジマスは似合わないから…
いつものへなちょこ動画も撮ってみましたのでお暇なら見てくださいませ。
シマフクロウ。 アイヌ語でコタン・コロ・カムイ(村の守り神)
昔は北海道の至る所に暮らしていたと言う日本でいちばん大きなフクロウです。
開墾、開発でことごとく住処を奪われ現在の生息数はおよそ130羽…種の存続が危ぶまれる大切な鳥なんです。
黄色の瞳で睨みをきかせ佇む姿、そして鋭く長い爪は鳥というより まるで獣のような風貌です。
「ボォー、ボォーッ」と太く低い声が闇夜に響き渡ります。
場所は知床。 有名なシマフクロウの見られる宿。 女将さんに無理を言って撮影だけさせていただきました。
夜の鳥撮りは初めての経験、、シャッター速度が上がらずISO6400の未体験ゾーンに突入いたしました。
道東へ行くと必ず立ち寄ってしまう場所が野付半島。 ここは知床みたいに観光地化されてなく、とても良い処です。
エゾシカの数も多く夜中に、この半島に通じる道を車で走ると、急に何頭も飛び出してくるので冷汗と急ブレーキの連続なんです。
去年、コミミズクに出会った場所にはトビがとまってました。 コミミズクは まだ少し時期が早かったようです。
オジロワシはすでに、かなりの数が渡って来てました。 でも何故かオオワシは1羽も確認できません。
そして外海にはクロガモがプカプカと漂い…
穏やかな内海には何やら見慣れぬ鳥がいっぱい??
も、もしや、、貴方様はコクガンさんでは??
初めて拝見しました。 もう少し近付いてみようかと何度も思いましたが、貴方様は大切な天然記念物の絶滅危惧種…
間近で観たい衝動をグッと堪えググッとトリミングして我慢です…。
釣竿とカメラとシュラフを車に積め込んで道東方面へとフラフラ出掛けてまいりました。
森の樹は殆どが落葉し、辺りはすっかり晩秋の佇まい。
川のいたる所には命の循環の風景‥空には そのサケ達を狙うオジロワシの姿も見られます。
そして、ここで竿を振っていると 何度もヤマセミが私の目の前を横切るもんで落ち着いて釣りどころじゃありません…
とうとう竿をカメラに持ち替え如何にも止まりそうな枝の前にブラインドを張り、待ちます、、待ち続けます…
いつものことで待つとなると何故か今度はなかなかやって来ないんです… カワガラスが「 ゲッゲッ 」と笑います…
このカワガラス、かなり好奇心旺盛でブラインドの上に来ては何度も止まります。
中からは この子の足の裏が透けてまる見えです。 くすぐってみます、、5cm移動します、、また くすぐります…
こんなことして時間潰しをして2時間くらいたったでしょうか…
やっとお目見えです。 ヤマアラシみたいな冠羽…カッコイイです。
ホントは手前の枝に止まって欲しかったんだけど…
贅沢は言ってられません…
水面を ジーッ と見つめてます。 いつダイブするのかと固唾をのんで待ちます、、人差し指に力が入ります、、不整脈になりそうです…
てっきり右下に飛ぶだろうと構えていたら、あっさりと左上に飛び、そのまま彼女 ? は川上に去って行きました…
こんなもんです。またいつものことです。 ひどく疲れました、、、撤収です・・・。
ちょいと冬が来る前に明日からしばらく出掛けてまいります。
メールお問い合わせなど、ご返信が滞りますこと、何卒お許しくださいませ。
近くの沼にガングロじゃなくてキンクロさんが戻ってきましたよ。
真赤な目をしたホシハジロも いらっしゃいました。
稲刈りの終わった ご近所の田んぼには・・・
たくさんのマガンにオオハクチョウが羽を休めています。
この3羽はたぶん家族なんでしょうね。 子供はまだ嘴の基部が白くなく お腹の黒いまだら模様もありません。
また私の悪い癖、、どこまで近づく事が出来るのかやっちゃいました…
ほら、飛んじゃった…
真下から見上げると、随分と子供がいるのが判る。 生まれて数カ月でシベリアから渡って来るなんて大したもんだな…
冬は本州、夏はシベリアと年に2回の大移動。 なんでこんな苦労するのかな・・・
いっそ真ん中の北海道に居付いちゃえば楽なのになぁ・・・
南へ渡る準備なのか近くの沼や田んぼにはアオサギ達がずいぶんと集まりだしました。
フッフッフッ、越後屋よ、、
お主もワルよのぅ…
そしてこちらは 「 ダイサギ 」 この辺りではあまり見かけない鳥なんですが、今年はどういう訳かずいぶんと集まっています
悪党顔のアオサギと比べるとシラサギは どこか優雅で気品がありますねぇ…
落陽 間近の宮島沼です。
マガン達も ねぐら入りのために沼に戻って来る時間です。
夕日を背にして まるで影絵みたいです。
オオハクチョウも戻ってきました。
こちらは カルガモですね。
マガンの渡りの中継地点として有名な宮島沼。 今年はどういう訳か群れが留まらず、すぐに南へと渡ってしまいました。
例年だと5万羽以上のマガンが溜まるこの沼、ネットで調べてみると今年は2万5千羽をピークにどんどんと数が減って来ています…
これはマズイ・・少しでも多く溜まっているうちにと前の晩からいそいそと行ってまいりました。
日の出前の5:00頃、朝もやの立ちこめる中、第一陣のねぐら立ちが始まりました。
数が少ないうえ 散発で、ねぐら立ちが行われるので 例年ほど迫力はありませんが、やはり感動してしまいます…
その後、ねぐら立ちしたマガンは小さな群れをつくり南へと旅立ちます。
そして辺りにマガンの姿が見えなくなった頃、ようやく1日の始まりです・・・
うっかりレンズのスタビライザーをONにしてまして 雑音が耳触りですが、ねぐら立ちの動画でございます
前回のアオアシシギの干潟にはツルシギもたくさん居ました。
大きさはツルとは比べものにならない程、小さいですが 名前の通り嘴や脚の形が、どことなくツルに似ています。
このツルシギ、餌の捕え方が、なかなかユニークなんですよ。 嘴を沼底に突刺して、そのままブルドーザーの様にして歩きまわり・・
あわよく、獲物が嘴に触れたら・・・
泥やら水草も一緒に一瞬で獲物をキャッチ。
そのあとは獲物を逃がさない様に慎重に洗ってから 「ゴックン」と一呑み。
こちらでもブルドーザー式で・・・
見事に 「どじょう」をキャッチしました!
このツルシギ、なかなかどうして大した嘴の持ち主でございます・・・