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寺院山0195  閑栖寺  車石・車道の復元・保存

2016年09月16日 05時54分13秒 | 寺院

 

 

東海道 大津・京都間三里(約12km)の道には物資を運送する牛車の通行を楽にするために、花崗岩の厚板石が敷き詰められ板。これが車石で、溝は牛車の頻繁な通行によって擦り削られて、できたものである。文化2年(1805)には、画期的な車石敷設工事が行われ、歩車道分離が整備された。この付近は、京に向かって右側が車石の敷かれた車道で、左側は人や馬の通る人馬道であった。人馬道は、旅人の安全の確保のために、一段高く設けられていた。境内には当時の一部を復元して保存している。 放光山  閑栖寺

 

宝暦時代期 車石

本堂内陣余間  基礎石 二基  斜め溝 一基

文化2年(1805)以前の宝暦年間(1751~63)

西原宗左衛門が用いたとする古い車石  藤尾の歴史より

 

 

 

 

 

車道(牛車道)

京都に向かって右半分 車幅約一間半(2.7m)

人馬道より約5寸(15㎝)から1尺(30㎝)低い所に

設けられていた

人馬道(往還)

京都に向かって左半分、道幅約1間半(2.7m)

本復元はその一部分である。

 

当時の様子を絵にしたもの

 

 

 車石 ⇒ まとめ005 車石 のあるところ

寺院 前回の記事  ➡ 寺院山0194  善福寺  大谷派

今日の俳句

名月や 畳の上の 松の影 /其角

 

 

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