今日は、
毎年まわりもちで、台湾の各都市で開かれている
” ランタン祭り ” = ” 台湾燈会 ”
が 今年は台南の順番に当たっており、今日は最終日ということなので、
記録的な寒さの中を、なけなしの根性を奮い立たせて、見物に出かけた。
上は、
台湾の中学生による、花燈 ( ホワトン、ランタン ) コンテストの
出品作品を展示してあるゾーンの写真だ。
今日見たものの中では、オレは一番気に入った。
造形も、色使いもキレイだし、動く作品もあって
なかなか立派なものだ。
大体、” 花燈 ” というのは、
農暦1月15日の ” 元宵節、ユェンショウジェ ” に、
子供が作って 遊んでいたものが 発祥だそうなので、
お金をかけた レーザーショーや、大掛かりなライティング設備より
小学生や中学生が作ったものこそ、本来の姿 のような気がする。
上左と右下は、
諸外国の 観光宣伝のための 展示ゾーンの写真で、
左上がマレーシアでこれが一番きれいだった。
右下は日本のもので、ちょっと元気なかったかなぁ。
右上は、
日本のちょうちんのようなランタンが、無数に並んでいるゾーンで、
ランタンの下には、願いごとを書いたカードを、ぶら下げるようになっている。
ず~っと続いているモノトーンの感じが、すごく浪漫的で、
すずなりのランタンの下、そぞろ歩いているカップル達は、
冷たい風にも負けず、ほんわかした、いい雰囲気をだしていた。
左上の写真が、
今回の燈会の ” 主燈 ” の ” 鳳鳴玉山 ” だ。
( 実は、最初オレこれを 鳳凰 じゃなくて、
今年の干支の 鶏 と思っていた。 ハハ。 )
高さは20メートル以上で、総重量は20トンある。
そして、こいつは30分ごとに ゆっくり1回転するんだが、
電気代や何やかにやで、
その1回転をするためには、毎度10万円位ずつかかるらしい。
1990年の、第一回 台北燈会 から始まった ランタン祭りだが、
こんなに大きなものを作ったりして、盛大にやるようになったのは、
民進党の 陳水扁が 大統領になった年からだ。
各都市回り持ちで やっているとは言うものの、
費用は、地方の支出ではなく、
国の 観光振興予算 から出ている。
最後にちょっと、おさらいしておくと、
農暦1月15日の ” 元宵節 ” っていうのは、
去年の ” 農暦中元節 ” の回に説明した通り、
道教では、竜王の3人の孫の内、
” 天官 = 上元公 ” の誕生日のことだ。
花燈以外の習慣としては、
昔は、道教のお寺にカメを置いて、
夜の間に、各家から
” 元宵団子 ” をカメの中に 奉納する習わしがあった。
それぞれ、別々の時に奉納するので、他家に見られることは無く、
裕福な家は、沢山入れればよいし、
逆に、貧しい家はカメから 団子を取ってきても、構わなかった。
但し、翌年には一生懸命働いて、
取った数より 多い団子を奉納するのが 約束ごとだった。
だが 今では、
そんな カメを置く寺もなくなったし、
各家庭でも、てまひまかけて 元宵団子をつくることも無くなった。
普通は、冷凍の
” 湯圓、タンユェン ” を買ってきて
簡単に湯で戻して、食べているみたいだ。
そして、
子供の素朴な細工だった
” 花燈 ” も
現代的な ライティングショー に変わった。
今では ”台湾燈会”は
見に来る人の数が、百万人単位になるビッグイベントだし、
開催場所の誘致には、政治的な意向が絡んでいる、という話も聞く。
- って、そういうことに なっているみたいサ。
一昨昨日のヒット数 - 410
一昨日のヒット数 - 396
昨日のヒット数 - 385
一昨日は、ウェイトと、ラダーインターバルを30分位やりました。
昨日は、練習は休みました。
今日は、ウェイトと、ラダーインターバルを30分やりました。
台北の NIKE 国道レース まで、あと21日。
日曜日のあの寒さの中を、
同僚の方4人のパーティーで、安平まで歩かれたのですか!
すごい勇者ですね。
と、書きましたが、小生も安平からのタクシーがなかなか拾えず、帰りは結構長く歩いていました。
安平古堡(アンピングーバオ)へ行かれた時、安平老街も歩かれましたか。
まぁ、おみやげもの屋さんとか、小吃のあるだけの通りですが、夜市と同じ雰囲気がありますヨ。
今、暖かいですが、日曜にはまた寒くなるそうなので、お出かけの時は、装備に気をつけていらっしゃってください。
草々
灯篭祭り最終日、私も職場の同僚4人で、出かけました。
しかも首相飯店から徒歩で・・(1時間半かかった、本当に、とほほ・・)
5時に出発し、運河博物館と、安平古堡(アンピンフォト?)
によった後会場へ行きました。
7時のカウントダウンで、あの大きなオブジェの点灯式を見ました。(鳳凰だとは露知らず)
そのあと会場の一番奥まで歩き、屋台街を見て回り、
ウインナーやポップコーンを食べ、あまりの寒さに負け、宿に帰りました。
う~~んやっぱり帰国までに夜市へ行かなければ・・・
果実の子に案内してもらおう・・
本当に、台湾燈会に出品されていた 子供達のランタンはきれいでした。
kool_tada のような 日々銭勘定に追われているおっさんにも、胸に染み入るものがありました。
お尋ねの可動式ランタンの件ですが、
ランタンの灯りは大体、電球でして、確かにもしランタンが、移動してしまったら、電線の問題があるように思いました。
ただ、見たところ、可動式といっても、ランタンの部分・部分が動くだけで、ランタン自体があっちこっちに移動するものは、見かけませんでしたので、とりあえず電線の問題は無い様に見受けました。
今度、機会があるときには、ぜひご自身で台湾のランタン祭りをごらんになってください。
夜闇の中に、色とりどり・無数のランタンが輝く様子は、なかなか印象深いものがあると思います。
草々
ランタンなんだからやっぱり夜がキレイですよね。
でもまた疑問。これって、据付のものばかりですか?
可動式のものがあるなら、電源はどうやって取るのかな?と思ってしまって。
ほーんとカラフルできれい。