カエルの僕が月へ行った話(5)

2014-08-27 20:59:22 | 童話
次の朝は背中は痛く無かったので、また思い切り跳び上がる練習を始めた。

すると1階の屋根が下に見えるようになった。

『よし、今度は2階の屋根まで跳び上がろう。月に近くなってきたぞ。』

家に帰ってお母さんに話すと、『すごいじゃない。』と言ってくれたが、お父さんは、『まだ全然ダメだね。』と言ったので、僕は『頑張るよ。』と言った。