カエルの僕が月へ行った話(3)

2014-08-25 20:56:28 | 童話
お母さんに話をすると、
『そんな事できっこないでしょ。』
と言った。

お父さんは
『できるかどうか、やってみな。』
と言ったので、僕は跳び上がる練習を始めた。

ピョン、ピョン、ピョン。
いつも20センチくらい跳んで居るが、これでは月に届かない、練習だ、練習だ。

僕は食べている時と寝ている時以外は、いつもピョンピョンと飛び跳ねる練習を続けた。

ついに1メーター跳べるようになった。

『もう少しだ、頑張るぞ。』

僕はお父さんに1メーター跳べるようになったことを言ったら
『それくらいでは全然ダメだよ。』
と言われた。