競馬マニアの1人ケイバ談義

がんばれ、ドレッドノータス!

ブエナビスタが勝った! が…

2008年12月14日 | POG08-09
本日G1阪神ジュベナイルフィリーズで我がPOG指名馬、ブエナビスタが優勝しました。我が指名馬がG1を勝ったのです。素直に喜びたいところなのですが、なんかいまいち喜べない現実があります。

私のPOGの理論にこんなものがあります。「母・兄・姉が活躍した社台RH・サンデーR・キャロットの馬は走らない」
ブエナビスタのお母さんは阪神3歳牝馬S(現阪神ジュベナイルフィリーズ)を勝ってます。お兄さんのアドマイヤジャパンは京成杯を勝ってますし、同じくお兄さんのアドマイヤオーラは、弥生賞など重賞を3つ勝ってます。これだけの良血でありながら、この馬はサンデーRで募集されました。
良血とは言え、なんらかの問題を内包してる馬を大事な個人馬主に売り渡したら、信用問題となります。一方、一口馬主クラブなら、多少問題を抱えてる馬だとしても、良血馬なら売り切ってしまいます。例え走らなくても、後腐れはあまりないでしょう。
このことにより、ブエナビスタはなんらかの問題を抱えてると推測しました。さらにブエナビスタには、それ以上のものがありました。
知ってる人は知ってると思いますが、アドマイヤジャパン・アドマイヤオーラの馬主である近藤利一氏は、絶対怒らせない方がいい人です。この兄弟はアドマイヤジャパン・アドマイヤオーラ・アドマイヤテンカと3年連続で近藤利一氏に渡ってます。特にアドマイヤテンカはデビュー直前に死んでます。この状況でサンデーRに回ったブエナビスタが走ってしまったら、なお一層近藤利一氏はヘソを曲げてしまうはずです。天下の社台グループとは言え、近藤氏の逆鱗には触れたくないはずです。
よって私は、ブエナビスタを「参考程度」としました。

では、なぜ私はこの馬を指名したのか? それは単純。指名しようとしてた馬がみんな頓挫してしまったからです。
私はその年度のPOGが始まる直前、指名予定馬を次の4つのカテゴリーに分類します。
A:故障でもしない限り絶対指名する。
B:なるべく指名する
C:余裕があれば指名する
D:参考程度

ブエナビスタは前述の通り、カテゴリーDでした。一方カテゴリーAにはダイワバーガンディとフォゲッタブル、Bにはベイドリームとアドマイヤメジャーとタクテイクスを入れました。
このうちダイワバーガンディは早くからデビューしましたが、その他のABの4頭はなかなか入厩のたよりが届きませんでした。カテゴリーCの馬も8月までは順調にデビューしてくれましたが、9月以降は順調さがなくなり、しかたなくDの馬から指名馬を模索する必要が出てきたのです。その中で調教過程がもっともよかった馬はブエナビスタでした。つまり、ブエナビスタ指名は、ある意味ケガの功名だったのです。

さて、私が参加してるPOGですが、5頭指名可の馬三郎・馬券ブレイクては2頭、netkeibaとniftyでは4頭指名枠が残ってます。各POG、ルールは違いますが、私がもっとも重要視してるPOG、馬三郎では、今年中にすべての指名馬を登録しておかないといけません。よって今、残るすべての枠を埋めようと思います。

まずは、カテゴリーAの馬、フォゲッタブルを語りましょう。
所属厩舎はこの馬にかなりの期待をよせてるようです。9月3日からずーっと厩舎内で調整・調教されてました。ここにきて調教が本格化してきたようです。順調に行けば、来年2月ごろデビューできそうです。すべてのPOGで指名することとしましょう。

カテゴリーBのアドマイヤメジャーですが、この馬は順調に行っても、デビューは来年3月でしょうか? 3月デビューだとクラシック第1段皐月賞は間に合いません。しかし、2月26日デビューのカワカミプリンセスがオークスを制覇してます。ダービーに間に合うことを期待して指名しようと思います。なお、この馬も全POGで指名しようと思います。

netkeibaとniftyの残る2頭の指名枠ですが、年内デビューしそうなランズエッジとワイレアビーチを入れようと思います。
ランズエッジはブエナビスタと同じカテゴリーDの馬でした。ランズエッジはディープインパクトの妹でサンデーR所属です。つまり、冒頭の「母・兄・姉が活躍した社台RH・サンデーR・キャロットの馬は走らない」の理論から、指名しずらい馬です。しかし、ブエナビスタが走ってしまった今、その理論は無意味でしょう。思い切って指名することとします。

ワイレアビーチはカテゴリーCの馬。今デビューのメドが立ってて、なおかつ順調に調教されてるカテゴリーCの馬は、唯一この馬だけなのです。