食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『カブトムシの木、枯れる』

2013年08月21日 18時35分43秒 | 日記

近年、ミズナラの立ち枯れに関するニュースをチョコチョコ見る。大きく扱われるケー

スは集団で枯れ始めるというものだが、私の山でも立ち枯れはありニュースで報道さ

れているものと同一の症状かは分からない。よく似ているのは7月頃から段々元気が

なくなり先日、全体的に枯れてしまっていた。ブログに載せたカブトムシの写真、そ

の木だ。

最近はお客さんが少ないと思っていたが、木の上の方では徐々に枯れ始めていたか

ら樹液の出方も悪くなり、虫たちも寄り付かなくなったのが本当の理由のようだ。

20mくらいはある大きい木、普通なら晩秋に倒して春になってから椎茸菌を打ち込め

ば、立派な椎茸原木になるが、こんな枯れ方のものだと炭にもできないからストーブの

槇にしかならない。私は山の広葉樹、落葉樹を大切にしている。昔これらの木は15年

周期くらいで倒され、色々な用途に使われていた。倒したところから新しい芽が出て

くる。木を倒す場所をシフトしながら山を活用していたから、山の手入れもきれいにさ

れていたことになる。今は、ミズナラ、ブナなど珍重された木々も放置され、大きくなり

過ぎて使い道すらなくなるなんて勿体ないことも起きている。

                         右側の木と同じ木なのに枯れて哀れな姿に


最新の画像もっと見る

コメントを投稿