所謂ウオーター・フロントだったりベイエリアなどと呼ばれる海辺の新開拓地。
昔のイメージからいくと港町で魚市場やそれにまつわる産業で栄える地区とな
るのだが、近年は貿易関係、金融関係の企業やレジャー産業が集積するとこ
ろだ。
ここシンガポールは後者の方だ。北部以外は外海に接するが漁業の香りやそ
うした風景はマーケット以外では全く見られない。一次産業のかけらすら見る
ことができないと言った方が正しいのかもしれない。食料品はもちろんのこと、
飲料水までも隣のマレーシアから入ってくるというから、風景などないのが正し
いかも。
本日が最後の夜、Eさんの予約していたマリーナ・ベイ・サンズホテルの真向
いにあるレストランのテラス席へ。私はそんなに食べられないから少量でいいと
いうのに、結構大量に並べられた。タイガービールを飲みながらシー フード
を頂く。名物のチリ・クラブはとてつもなく大きなものを頼むから足1本くらいし
か食べられなかったが、これは格別に美味しかった。手づかみで食べるので
手がチリソースで汚れる。この料理を頼むと茶碗にお茶のようなものがついて
くる。手が汚れたらお茶のような液体で手を洗うのだ。これをお茶と間違う人も
いるらしい。
日本式でいうと未だ喪が明けていないから目出度いことは先送りになるが、早
くパートナーを見つけること、式には私たちを呼ぶことをしっかりと約束させた。
兄はいるがオーストラリアに移民?のような形で暮らしているからシンガポール
の家のことは全てを彼女が引き継ぐらしい。
私たちもEさんが所帯を持ち落ち着いてくれたら、本当に嬉しいかぎりだが・・・
満腹になったがテーブルにはたくさんの料理が残っている。ボーイさんを呼び
パックにしてもらいTake outだ。
日本でも大分定着しつつあるが未だ不十分だと思う。刺身のような生ものや規
制をきちんと守らない輩が作る料理など危険なものもあるが、火を通したものな
ら大半がOKでお客は堂々と要求すべきだ。
大量に食べ残して行くことは『自分の食べる量も分からない恥ずかしいこと』と
思うべし。
席を後にし帰ろうとしたら正面のマリーナ・ベイ・サンズ・ホテルのライトショーが
始まった。音楽に合わせた噴水や色々な角度、光を放つレーザー光ショーだ。
雄大できれいな光のショーを鑑賞。
ふと周辺をみると高層ビル群にも明かりがつけられており、まるで不夜城のよう
な街並みに見える。
ホテルに戻り、帰国の準備。そして小腹を空かせて残っている??フルーツを食
しシンガポールの全日程を終了。
マリーナ・ベイ・サンズ・ホテルの光ショー
オーキッド・ガーデン
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