食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『竹細工三昧』

2012年12月04日 17時49分15秒 | 日記

『竹細工三昧』

昨日とは打って変わった天気模様、北風は首を竦めさせ時折、雨らしきものがぱらつ

いたりしていた。かと思えば忘れていたお天道様が急に顔を出したり。

山小屋で薪ストーブを焚きながら、昨日の作品と同じものを作り、午後からは新作を手

掛けた。何れも出来栄えとしてはソコソコのもので遠くから見ると非常にいい。

朝から山に出勤し竹細工ばかりを続けるには相当の根性が要る。性根の座らぬ私なん

ぞは中断して、部屋の畳を水拭きしたりヤマハのキーボードを弾いたりのお気楽稼業を

してござる。竹細工は難しい。青竹の細工はまだ水気を含んでおり柔らかいから削った

り、切ったりするのに楽だ。その点、乾燥させた竹は固く細工するのに刃物の手入れは

不可欠で、特に小刀やノミの刃研ぎを怠ってはならない。切れ味の悪い刃物を使って固

いものを工作しようとする、削れないから力を入れざるを得なくなり、誤って手を怪我して

しまうと力が入っている分、深手を負ってしまう。

これは竹細工に限ったことではなく、刃物全般に言える。料理に使う包丁は切れ味がい

いと繊維もスパッと切れるから、味まで良くなるのではないかと思える。よく切れる包丁を使

い玉ねぎを切ると涙の出方が少ないと言われるのも何となく頷ける。

さて、青竹は作業をし易い反面、鋸で切る際に皮が剝れるになってしまう為、切り口付近が

綺麗に仕上がらなくなることが多い。だから目の細い鋸を使い細心の注意を払っても、刃の

当て方によっては上手くいかないこともある私が難しいと思うのは切り口を如何に綺麗に見

せるか、してその腕は?色々なものをたくさん作っても腕は上達しないからと諦めることはな

く、今度こそはいいものを作ろうとする、その姿勢だけは流行りの『自分を誉めてげたい』

『大根漬け』

以前は我が家も数十本の大根を漬けていたが、塩辛くして何年も保存できるレシピを教わっ

たので、今でも沢山の沢庵漬けが樽の中にある。それでもやっぱり新鮮なものを作る気にな

り、大根を干している。今年も大根漬けをする予定はなく、干し大根用に小太り大根を栽培し

ていたから、普通の風景と少し異なったものになっている。新鮮なものを早く食べたければ2

週間ほどで完成する生漬けという簡易な漬け方がある。

日本では大根漬けを、韓国ではキムチと相場が決まっているが、どちらも自家用に自分で作

ることをしなくなった。韓国でも安い中国産に押され下手すると土産物屋でMade in Chinaの

キムチを買う羽目になるからとガイドさんの助言。

 

                 ガストーチで炙りながら磨くと上のように綺麗になる

 

 


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