食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『グッピーとデング熱』

2014年09月18日 18時17分47秒 | 日記

デング熱が日本で発症するなんて予想もできなかった。ラッサ熱、エボラ出血熱などの病気はマラリアが発症する

赤道近くの事だけだと思っていた。日本人が発症するなら渡航して現地で感染くらいが考えられること。

しかし、花のお江戸では蚊に刺されて大騒ぎとなった。感染ルートを辿ってみれば私たちが予想もしない形の感

もあり、この世界でも想定外は定番になっている。元々は蚊ウィルスを持った人が現地で蚊に刺され日本で再

び蚊に刺されたことになる。どうでもいいことだが、現地・日本とよく蚊に刺される人だ。

ここで突然にヒトスジシマカなる蚊が脚光を浴びることになり、誰もが良く知らなかったその生態の説明をワイドショ

ーで受ける。蚊はメスが産卵するために血を吸う。オスは血を吸わない。産卵の度に血を吸い1匹が4~5回の産卵

をする。

ヒトスジシマカは昼間の行動が多く日陰や風通しのいいところを好む等々・・・・

私もこの蚊によく刺される。私のような癌にかかり痩せガエルの血など吸わなくてもいいのにと思うが敵も久々の獲

物とばかり質を選んではいられないようだ。以前に蚊のことを書いたことがある。

ブーンと飛んで来る。美味しい血が吸えると思い近づいてみたらパチンと叩かれご臨終。これが人生初の血の食事

だったのに一滴も頂かない内に一生を終えてしまった。何のために生まれてきたのだろうか・・・。

蚊は数ccの水が溜まっていればそこで産卵して子孫繁栄となるそうだ。蚊による被害の未然防止はこうした蚊の育

ちやすい環境を作らない事にある、尤もな話だ。

私たちがグッピーと聞くとあの可愛い熱帯魚となる。ところがインドでは日本のメダカのような存在でウヨウヨといるら

しい。身体は小さいが蚊の幼虫ボウフラが好物とか。南の国ではデング熱の被害は深刻な問題だが発症した人の

治療にばかり目が行き、蚊の退治は十分でなかった。ここでグッピーの登場となり水溜まりに放たれ蚊の成敗を仰

せつかい大きな成果を生んでいる。

グッピーにも沢山の種類がいてメダカのようなものから大きなヒラヒラをつけたタキシードグッピーのような高価なもの

まで。水溜りで働かされるとタキシードが汚れるからメダカのような庶民グッピーが活躍しているのではないかと思う。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿