食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『買うタブレット端末がない』

2014年05月22日 17時00分00秒 | 日記

今年の初めごろ使い勝手のいいWindowsタブレットは何かと、あちこちと調べた。最初に目に付いたのはNECの

タブレットで7万円を少し切る値段で外付けKB、スタイラスペン付きで小型ながらラップトップにもなるから値

段の割にはよさそうだった。ところがNECは名前ばかりで製品自体はレノボの姉妹品であることが判明。

しかもバッテリーの耐用年数は2~3年と言われ、交換はメーカー対応で2.6万円かかる、選択するのにふんぎりの

つかない製品。しかしoffice搭載だから全体的にはいいコスパと評価する声もあった。

私のような老エンジニアにとってレノボの前身IBMは羨望の企業だったが、それが中国に買収され成長している

企業だから、どうしても位落ちしたようなイメージが身に沁みついている。

ところがこの製品は消費税値上げ前には10万円を越すほど高騰してしまった。理由は分からないが今ではまた値

段が下がり7万円代になっていた。

この間、人気の出て来たマイクロソフトのsurface pro2は発売から少しずつ値段が上がり、品薄も手伝って入手困

難な商品となっている。同じく外資企業Delも同様に供給不足があり注文予約をしてもいつ入手できるか分からな

い状態が続いているようだ。

両社とも供給不足になるほど慎重すぎる生産販売計画をとっていたとしたら、供給不足の間に新製品ではなくなり

他の製品にシフトしてしまうことだってあり得るし、新機種を出そうにも十分な販売実績を残さないままという訳

にはいくまい。タブレット端末の世界でもアップル製品が独壇場の様相になっている。口コミによると製品の完成

度は他の機器を圧倒しているらしいが、へそ曲がりの私だから・・・・・またPCでWindowsを使っている関係

からWindowsのタブレットを使いたい。もう一つの理由として今更Androidやiosを勉強するのも面倒。実際に

ソニーのAndroidタブレットを持っているが私にとっては使い勝手が悪く、思い出した時に電子ブックで使用する

程度、孫たちがゲームで使う頻度の方が遙かに多い代物。

こうした状態は日本の企業にとって一時的とはいえ千載一遇のチャンスではと思うが、日本にはPCで闘える企業

はなくなってしまっている。その上、日本企業が新製品として販売するタブレットは超高級かも知れないが、値段

は倍以上もする高値。ソニーも新製品を出しているが撤退が決定しており、そんな会社の製品を買う気にはならな

い。富士通にしても同様の傾向にあり先述のレノボ、ASUS、ACERなどとシェア争いをするのに、まず武器とな

る他を圧倒する技術が必要であるは言うまでもない。バブル後、所謂失われた20年の間に日本企業は停滞したま

ま目の前だけのことに捉われたツケがこうした形で表れている。


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