2015年12月8日の定期健診は年末年始の2か月間を負のスパイラルに落とし込むジェットコースターのようだった。
いつもの流れでCT検査は異常なし、血液検査はSCCが若干の上下が見られるとの結果を貰って、世間と同じく年の
瀬を迎えるはずだった。 ところが実際の流れは
① 12/8 CT画像で食道が若干肥大、内視鏡カメラ検査で確認要
② 12/21 内視鏡検査、食道に潰瘍あり、組織採取し生検
③ 12/28 生検結果、悪性は認められないが臨床的に悪性を疑う場合は再検査
④ 1/25 2度目の内視鏡検査、所見として悪性はみえない、組織採取
⑤ 2/8 生検結果、悪性所見はみられない
と、希望に満ちたとは言えない重苦しい、逃げ道のない道を叱咤激励しながら通り抜けた。 いつ塀の内側に落ちても
不思議ない状況の中にありながら常に『何があっても必ず這い上がる』と自分に言い聞か せていた。この2か月の間
には後輩の交通事故死、年始明けには予てから計画していたオーロラ見物ツアー、背中の 粉瘤が破裂し切除手術と
様々な事が綾取りのように絡み合っていた。 この間にあったことを後追いながら綴ることにした。
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