食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『秋なのに筍』

2012年10月11日 17時51分05秒 | 日記

筍は春になると旬のものとして重宝される。孟宗竹のような大きなものが終わると、淡

竹(はちく)と呼ばれる少々、細い筍が出回る。いずれにしても春のものされている。

所が、四方竹という竹はどうしたことか秋に芽を出す、つまり筍が出てくる。普通の竹

は丸いのに、四方つまり四角の竹だ。触ってみるとよく分かる。

人の話ではこの筍はえぐみ(渋味)が出るために、秘伝の裏技を使わないと食べられ

ない。そんな事を聞いた後、四方竹を商品にしたとTVで放送していた。えぐみを抜

くために云々という事を言っていた。こちとら、江戸っ子じゃないが筍は多少はえぐい

ものだ。そんな事をしなくても食べられるはずと試してみた。

何てことない。美味しいではないか。えぐみを取るとか何とかに関係なく食べてもおか

しな味はしないし、この時期に筍だからグルメ級だ。それから毎年、秋になると四方竹

の筍を頂いている。

四方竹は安来市にある清水寺に沢山植えてある。自然に生えたものではないと思うが

大小、沢山の竹を見ることができる。太さは10cm近くの大きなものもあり、近くの精進料

理を提供する宿では床柱に四方竹が使われていた。

相当な年数が経っていた為、見栄えはパッとしなくなっていたが、竹がしっかりしていた

頃は珍しさもあり、素敵な床の間だったと思われる。

『立ち枯れの木、退治』

松くい虫の被害に遭い、立ち枯れとなってしまった松の木は道路の4mくらい離れた小高

い場所にある。今日も午前中に近くの保育園児が散歩をしていた。何も知らない時は気

にならなかったが、あれはとても危険と分かると早く始末しなければと気が競れた。

こうした木は一寸した風が吹いてもでも、バラバラになって落ちたりするから恐ろしい。私

経験がある。枯れ木をチェーンソーで倒そうとしていたら、上の方が突然、折れて大き

な塊がドサッと落ちてきた。幸いなことに私の前方で離れていたから被害には遭わなかっ

た。もし、もしがあると生死に関わる大事故になる。

そして、遂に午後から倒すことを決心し、妻は車が来たら停止させる役目、もう一方は軽ト

ラックで道路を封鎖。木が倒れる際、近くの木に寄りかかったりすると厄介なので、いい方

向にたおれるよう、チェーンソーで切り始める。

どんぴしゃり、道路上に倒れた。倒れる途中、上の方は折れて2つに分かれて落ちた。

手早く片つけ、約10分ほどの道路封鎖で済んだ。ただし、通行車両はゼロ。

明日から子供たちも安全な道を散歩することが出来るようになった。子供も、先生もそんな

危険を知らなかったし、安全になったことも知らない。

このような場所は、数えきれないほどあるに違いないと思う。

        

                   四方竹の筍と断面



最新の画像もっと見る

コメントを投稿