食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

人間ドックは?

2012年02月08日 21時22分45秒 | 日記

自然爺の活力源 自作の山小屋ライフ紹介

  http://www.megaegg.ne.jp/~yakumo/

 

今日の一日

 

昨夜は深々と雪が降っていたらしい。朝は、またまた一面の白い雪。

炭窯は昨日,点火し窯の中の温度を上げるために薪を焚き続けている。炭

木に火をつけて燃やすのは10日ごろが目安だから未だゆっくりと薪を焚け

ばいいとのことだ。

家から炭窯まで車で7分くらいの所だが、道中は真っ白、炭小屋も雪を被り

寒々としていた。

 

 釜の様子  雪化粧の炭小屋

 

『人間ドックは?

私の知る『人間ドック』は効果的なものとは、とてもとても言えるようなもので

はなかった。特に、肺に関しては落第点だ。

私の勤めていた会社は35歳になると健康診断から人間ドックに変わり年に

1回受診していた。私が41歳の秋、友人が突然『余命1年の肺がん』と診断

された。

その年の春の人間ドックでは異常なしと診断されていた。子どもは未だ小さ

く、これからのことを考えると我がことのように思え、本当に真剣に『人生とは』

青春時代に考え悩んだように心から離れなかった。

この出来事は、私の人生観を大きく変えていき、自身を取り巻く環境と相まっ

昔から考えていた人生とは違った形になった。

病気は非情で無情だ。友人はそれから一年半ほど後、皆を残して旅立っ

た。それから10年ほどして、同様のことが後輩の身に起こった。何年も人間

ドックを受診していたが、その半年後には『余命・・・・』の診断。

いずれの場合も人間ドックを受け異常なしから半年後には『余命・・・』の宣

告であった。人間ドックの有効期間は1年もないの?、

肺がんはレントゲン写真の診断だから人間ドックといえど、通常の健康診断

変わりないから・・・と言われればそうかもしれないが。

 

私は退職後、暫くは人間ドックを受けていたが止めてしまった。もし続けて

いれば、いつも胃カメラを呑んでいから、ひょっとするともっと初期の食道が

んで済んだかもしれない。

仮に胃カメラを呑んでいても発見されていなかったら、この文面はもっと大

騒ぎ、大げさなものになっているだろう。

 


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