食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『無念、西宮冷蔵』

2014年06月03日 17時00分00秒 | 日記

雪印の牛肉偽装事件で内部告発し食品安全と正義を守る戦いを続けて来た西冷が2度目に休業を余儀なくされた。

表面的には大口取引先との値段が合わないため取引が断たれ資金繰りの目途がつかないとされている。私は雪印の

偽装を告発した最初から水谷洋一社長にエールを送ったり、ごく小口ながらカンパ、資金確保のための商品購入な

どで応援してきた。

何度も無担保資金の依頼を受けたが1口30万円とハードルが高く結果として、この支援はしていない。だが、

応援の過程で水谷社長から電話を頂いたこともあり、運転資金の支援は心の隅に引っかかったままになっていた。

今回の休業がどんな意味合いなのか詳しいことは分からないが、正義を正義としない日本の企業倫理は成熟という

点で真のエクセレントカンパニーには程遠い印象が強い。日本には21世紀になっても長い者には巻かれていない

と西冷のように目に見えない圧力で潰されてしまう、ドロドロしたものが底流に蔓延り続けているのではなかろう

か。不正をしていた雪印は何もなかったかのように営業を続け、一時低迷していた業績は回復し今では偽装などな

かったかのような勢いを取り戻している。雪印と西宮冷蔵の立場は逆のはずなのに正義は休業の憂き目に遭った。

関連している企業なら苦境に陥っている西宮冷蔵に手を貸すのが道ではないのかと青臭い爺さんは思う。

私なぞの支援は屁のツッパリにもならないが、何らかの形で続けていくつもりでいる。


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