食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『回想旅行記、パワースポット、エラワン』

2014年03月05日 17時52分35秒 | 旅行

グランドハイアット・エラワン・ホテル前にあるヒンズー教祠で願い事が叶うパワースポットとして多くの人が訪

れる。ホテルの工事中に事故が多発し感性の遅れに困り果てた発注主は星占いに占ってもらった。占星師はヒンズ

ー教神のブラフマー(宇宙の創造を司る)を祀る祠を設けるよう勧められたので、そうしたら以降は工事が順調に

進んだ。その後、願いが叶う神様として口コミで知れ渡り、病気平癒、家内安全などの願いをする人が絶えないパ

ワースポットになった。

願いが叶ったら神様に踊りを奉納する習慣があり、舞踊団が待機している。ここで寄付されたお金は病院の医療施

設の購入に当てられている。私たちは以上のような情報を持っていたので、ホテルからMRTに乗りエラワンまでや

ってきた。信仰心の厚いタイの人たち、沢山の人が祭壇に線香や花を手向けている。奥の方では鳴り物入りで舞踊

団が踊りを奉納していた。若いお嬢さんが綺麗な民族服のような姿で、アスプラ・ダンスにも似たゆっくりとした

動きで踊る。調べによると踊り子の人数で値段が変わり、一番高いもので700バーツくらいではなかったと思う。

私たちも受付で必要事項を記入、ローマ字の名前の他に漢字で家内安全と記載した。私は病気をして暫く治療に専

念していたが、こうして旅行に出かけれられるまでに回復した事への感謝、これからも家庭の平穏を一番望んでい

るから神様に踊りの奉納をお願いした。順番がくると名前を呼ばれ、前列にある座布団の席に座り奉納舞いを待つ。

やがて、音楽とともにお経のように何か言っているが、さっぱり意味不明ながら私たちの名前だけは聞き取れた。

奉納の舞いのお客は次から次へとあり、音楽が途切れることはない。

繁華街の真ん中にある不思議なパワースポット。

 


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