食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『野生カブトムシ激写』

2013年07月13日 17時05分18秒 | 日記

最近のカブトムシは養殖されたものがホームセンターやデパートなどで販売されて

いるから、子供たちはそうした虫は買うものだと思ってしまう。私たちが子供の頃、夏

休みの恒例行事は朝、早起きしてブナや楢の木に集まるカブトムシやクワガタなど

を獲りに行くことで、人よりも早く行かないとお宝は手に入らない。

またブナや楢の皮が剝れたり傷ついたりして樹液が出ている木でないと、虫たちは

寄ってこないから、そうした木をマイウッドとして誰にも内緒にしていたものだ。それ

ではブナや楢に傷をつければ簡単に虫を呼べるのではないかと思いきや、そう簡

単なことではない。樹液が出るように傷をつけることは至難の業。皮を剥いだり穴を

開けたりしても樹液が出るまで至らず自分で治癒してしまう。だから樹液の出る木を

マイウッドに出来る人は極少数ということになる。

こうした木に集まったクワガタは簡単に獲ることができる。木を思い切り蹴る。

するとクワガタはビックリしてか木の上の方からボタボタと落ちて来る。

こんなことを自然は子供たちに教えてくれる。

これから本格的なシーズンになるとスズメバチ、コガネムシなどが場所を巡って凌ぎ

合う。力関係からカブトムシ、クワガタ、スズメバチの序列のようだが、このクラスは拮

抗しておりコガネムシだけが美味しい液の出る場所から追いやられている。

時代は移り変わり先述のようにカブトムシたちは買うものになってしまったものの、自

然の中では虫たちが一生懸命に生きており、それを見て楽しむことも出来る。

今年も山小屋の側にある樹液の出るブナの木に虫たちのシーズンがやってきた。

クワガタは未だ時期的に早いらしく、小クワ1匹だけ姿を見せていたがこれからは牙の

反りまがった立派なミヤマが出て来るので楽しみにしている。

ここの虫たちは孫たちに見せることはあっても家で飼うことはさせていない。自然繁殖

を守ればまたここに帰って来るから・・・・

 

                         コクワガタ

                 本日はカブトムシ5匹のお出まし


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2 コメント

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野生のカブトムシ (マミ)
2013-08-08 22:54:00
今日は♪
カブトムシを検索していてこちらにたどり着きました。
野生のカブトムシがたくさん見られるんですね!すごいです

でも家では飼わずにしぜんのままに虫達を見守る優しさにも
ホロリとします!

今日仕事の帰りに生まれて始めて野生のカブトムシを見ました。
コンクリートの隅で弱っていたので、家でバナナをあげた後、近くの山に放しました。
都心部に暮らしていたのですが最近自然の多い街に引っ越してきたので
かわいい野生のカブトムシを触れて感動です☆




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いい餌場を探せば・・・ (koma4510)
2013-08-10 18:33:23
山小屋周辺にカブトムシは沢山生息しています。ブログに書いているように、いい餌場となる病気の木(?)を探さないと虫たちと出会えません。
今の木より、もっといいものを見つければ面白い光景に出合えるのでしょうが・・・・
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