食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

スダチドレッシングつくり

2011年12月27日 18時44分13秒 | 日記

本日は、『酢橘ドレッシング』作り

近所の人からたくさんのスダチを貰ったので、恒例の酢橘ドレッシング作りに励んだ。酢

橘を半分に切って、押しつぶすと汁が溜まるように作った自作の装置が、行方不明にな

った為、新たに酢橘ドレッシング製造装置の作成から、何と手のかかることやら・・・・・・

結局、午後からドレッシング絞りを始めたが、半分くらいしか出来なかった。約300cc

はあると思う。明日、残りを絞る予定。写真のアップは明日に。

年の瀬なので、近くの人がしめ飾りや輪じめに使う裏白を採りに来られる。この山の周

辺には沢山のしかも良質の裏白がワンサカとある。世間は、完全に師走モード。

 

『術前の検査は怖い』~『抗がん剤治療』

最初に受けた血液検査の結果は讃嘆たるものだった。特にγGTPは2090と正常値の

100倍もあるし、他の項目も異常を示す*印が散りばめられていた。

医者からは今の健康状態では、あの大手術に耐えられるか分からないとサジを投げら

れてしまうが、私は下をジッと見つめ嵐が過ぎるを待つだけ。とはいえ、これで手術しな

いとなると数か月もすれば食道は塞がって食べられなくなり、更に体力を失うことになる

ので、何としても手術にこぎつける必要がある。

禁酒・禁煙・・・・遂に死刑宣告にも近い禁止令主治医からの今後の治療方針を説明さ

れた。

   1.術前検査により手術のリスク回避

   2.術前に抗がん剤治療、(化学治療)を施す

   3.手術 食道がんは他臓器、リンパ節への転移は認められない。5年生存率は

        40%くらい。

     食道を摘出(20cm位)、同時に胃がんも1/3摘出、その代用は大腸を移植  

   4.術後の状態を診て、念には念を入れた抗がん治療

検査は心肺、消化器の全般にわたって行われるが、一番怖かったのは心臓カテーテル

管を、細いとはいえ心臓まで入れて調べるのだとか、もしもそれが間違って心臓に突き

刺さってしまったら・・・なんて思うと、それはそれはでも、結果はそれ程でもなく落ち着

いていて冷静に淡々と、いい子・いい子していた。

抗がん剤治療は5FUとシスプラチンの組み合わせで約2週間の入院だったが、私の場

合はこれといった副作用がなかった。赤血球が多少増えたこと、髪の毛が多少抜けた

が、その他には何の症状も表れなかった。ただ、利尿剤でトイレには30分に1度のわ

りで、24時間つづく。その量もトータルで3リットル/日にもなる。

点滴漬け、トイレ漬け以外は問題なし、『吐き気とか不快感はありませんか』と毎回、看

護師は問いかけるが、いつも何にもなしと返答するのが悪いような気がしてくるほど元

気。抗がん剤治療の副作用は個人差が大きいようで、術後の抗がん剤治療でも同じだ

った。

 


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