闇の了解

◆どう考えても「ありえない」と思える事象には、その表面的な事柄だけをみて「そうゆうもの」なんだと呆れて閉口して終わりにするのでなく、別の切り口で覗いてみるといい。「ありえる」であろう可能性が見えてきたりするからだ。◆そもそも、「非」常識的に、付き返したりするだろうか。通常は考えられない。よって、個々人のセンスを疑われ、個人の責任問題で終わってしまう。しかしながら、ほんとにそうか？ということだ。◆もしも摘発することで、氷山が瓦解するかのごとくのトリガーになることが、なんとなく分かっていたとしたら。営々と続く、暗黙のルール・事実みたいなものがあり、それに抵触するようなことだとしたら、「先の行動」は理解できないではない。すなわち「ありえる」のだ。よって、ことの次第によっては、かなりの根深い問題なのかもしれぬ。それも10年、20年の単位ではなく、100年、1000年単位かも。◆確認できぬものに、人はすこぶる弱い。科学的に判明できるようになってはじめて、わかるようになったわけで、それまでは、良心にのみ頼るしかないわけだった。暗黙の了解。闇の了解。組織や業界に襟を正すことを強く求めつつも、最後の砦は「あくまで自分」だ。そんなスタンスで臨みたい。