◆BODY TUNE でサポートしている、バイクがメチャ強い「篠崎友」が全日本実業団ロードバイク選手権で優勝した。それも雪の降る日に。すごい!!レポートが届いたのでご紹介。おめでとう!!!!
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篠崎 友
大会名 全日本実業団東日本ロード選手権
日付 2010年4月24日
場所 群馬県群馬サイクルスポーツセンター
天候 雪
サポート
バイク AVANTI カンタム
バイクシューズ DMTラディアル
コース
6キロ×8周回
48km
100~300メートルのアップダウンを繰り返すコース
クラス ER
レース内容
宮古島トライアスロンの疲れもまだ残る中、前回の館山ロードのリベンジとしてどうしても結果を出したいレース。
前回の館山ロードでは最終周回での決断力とレース勘の鈍りで6位になってしまった。今回の目標としてはより積極的に自分でレースを組み立てる事で自分に有利な展開に持ち込める様にする事だった。
レースはERクラスのエントリーが180名を超えていたので2組に分かれての90名ずつレースが行われた。
作戦としては自転車レースは最初の1,2周ペースが速く、その後ペースが落ち着き、最後の1周でまたペースが上がるという展開になりやすい。自分は1,2周ペースが落ちるのを待ってから逃げを決めて逃げ切る。
天候がスタート前になりいきなり急変し、5月前の雪が降り始めた。スタートは落車を警戒して最前列に並んだ、手足がアップを直前までしてたにも関らず寒さで震えてくる。
スタートしてすぐにペースを上げ集団を振るいにかける、200m地点後ろをふり返ると誰も付いてこない、アタックをするつもりではなかったのだがアタックが決まってしまった。積極的に動くと決めていたのでそのまま一人で逃げる事にした。
1周回が終わ所で後ろとの差は400mくらい、2周回終了で200mくらいに詰められていたのでその後の動きに影響のないよう、無理せず集団に戻った。
スタート時90人メイン集団は40人ぐらいにまで小さくなっていた。
3周目の途中に駒沢大学自転車部の友人石川選手がアタック、数名が反応し追う、集団もペースが上がる。レース前に「お互いアタックの潰し合いは止めよう」と話していたのに、逃げているのが石川選手だとは気づかず集団ローテーションに加わってしまった。
石川選手のアタックは3周目の終わりの丁度自分が集団先頭にたった時に吸収。その
時初めて逃げているのが石川選手だと知った。申し訳ない事をした。
レースはその後落ち着き集団は脚のある選手だけで先頭交替をするようになっていた。雪が次第に強くなってきた。路面も全面ウェット状態で集団後ろは危険な状態になってきた。集団先頭でローテーションをしながら回りの選手の様子を伺う、元ミヤタスバルの内山選手、元全日本チャンピオン大石選手が確認出来た。
5周目で内山選手と2人で集団からアタック、集団も流石に2人の逃げは本気で追いかけてくる。この逃げは半周ほどで潰されてしまった。
ラストの8周目に入り集団の人数は30人ぐらいにまで絞られた。
集団のペースは予想通り上がった。このコースの勝負どころはコース後半にある400mの登り坂、そこでアタックがかかり10人前後に集団が絞られ、最後の直線でスプリントになる。前回の館山ではスプリントで6位になってしまっていたので今回はスプリント勝負になる前に勝負を決めたい。
ラスト周回も半分を過ぎ集団は最後の登りに向け力を貯めている雰囲気。先頭から3番手でアタックのタイミングを謀る。
ラストの登りが始まる100m前で全力アタックをした。これで後ろに付かれるようであれば力不足と諦めるしかない。
登りもしたハンドルアウターダンシングで力で登りきる。集団とは100m以上、ほぼ逃げ切れる事を確信したが最後まで力を抜かず最後の直線に入る。集団は全く確認できず最後の直線は違う組で走ったチームメイトに迎えられながらゆっくり手を振りながらフィニッシュ優勝する事が出来た。
次回の実業団ロードレースは7月の予定。今回よりも良いレースが出来るようトライアスロンと共に練習を積んでいきます。
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篠崎 友
大会名 全日本実業団東日本ロード選手権
日付 2010年4月24日
場所 群馬県群馬サイクルスポーツセンター
天候 雪
サポート
バイク AVANTI カンタム
バイクシューズ DMTラディアル
コース
6キロ×8周回
48km
100~300メートルのアップダウンを繰り返すコース
クラス ER
レース内容
宮古島トライアスロンの疲れもまだ残る中、前回の館山ロードのリベンジとしてどうしても結果を出したいレース。
前回の館山ロードでは最終周回での決断力とレース勘の鈍りで6位になってしまった。今回の目標としてはより積極的に自分でレースを組み立てる事で自分に有利な展開に持ち込める様にする事だった。
レースはERクラスのエントリーが180名を超えていたので2組に分かれての90名ずつレースが行われた。
作戦としては自転車レースは最初の1,2周ペースが速く、その後ペースが落ち着き、最後の1周でまたペースが上がるという展開になりやすい。自分は1,2周ペースが落ちるのを待ってから逃げを決めて逃げ切る。
天候がスタート前になりいきなり急変し、5月前の雪が降り始めた。スタートは落車を警戒して最前列に並んだ、手足がアップを直前までしてたにも関らず寒さで震えてくる。
スタートしてすぐにペースを上げ集団を振るいにかける、200m地点後ろをふり返ると誰も付いてこない、アタックをするつもりではなかったのだがアタックが決まってしまった。積極的に動くと決めていたのでそのまま一人で逃げる事にした。
1周回が終わ所で後ろとの差は400mくらい、2周回終了で200mくらいに詰められていたのでその後の動きに影響のないよう、無理せず集団に戻った。
スタート時90人メイン集団は40人ぐらいにまで小さくなっていた。
3周目の途中に駒沢大学自転車部の友人石川選手がアタック、数名が反応し追う、集団もペースが上がる。レース前に「お互いアタックの潰し合いは止めよう」と話していたのに、逃げているのが石川選手だとは気づかず集団ローテーションに加わってしまった。
石川選手のアタックは3周目の終わりの丁度自分が集団先頭にたった時に吸収。その
時初めて逃げているのが石川選手だと知った。申し訳ない事をした。
レースはその後落ち着き集団は脚のある選手だけで先頭交替をするようになっていた。雪が次第に強くなってきた。路面も全面ウェット状態で集団後ろは危険な状態になってきた。集団先頭でローテーションをしながら回りの選手の様子を伺う、元ミヤタスバルの内山選手、元全日本チャンピオン大石選手が確認出来た。
5周目で内山選手と2人で集団からアタック、集団も流石に2人の逃げは本気で追いかけてくる。この逃げは半周ほどで潰されてしまった。
ラストの8周目に入り集団の人数は30人ぐらいにまで絞られた。
集団のペースは予想通り上がった。このコースの勝負どころはコース後半にある400mの登り坂、そこでアタックがかかり10人前後に集団が絞られ、最後の直線でスプリントになる。前回の館山ではスプリントで6位になってしまっていたので今回はスプリント勝負になる前に勝負を決めたい。
ラスト周回も半分を過ぎ集団は最後の登りに向け力を貯めている雰囲気。先頭から3番手でアタックのタイミングを謀る。
ラストの登りが始まる100m前で全力アタックをした。これで後ろに付かれるようであれば力不足と諦めるしかない。
登りもしたハンドルアウターダンシングで力で登りきる。集団とは100m以上、ほぼ逃げ切れる事を確信したが最後まで力を抜かず最後の直線に入る。集団は全く確認できず最後の直線は違う組で走ったチームメイトに迎えられながらゆっくり手を振りながらフィニッシュ優勝する事が出来た。
次回の実業団ロードレースは7月の予定。今回よりも良いレースが出来るようトライアスロンと共に練習を積んでいきます。