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引越しいたします。

鈴木宗男衆議院議員、またもウイグルに関する質問主意書で外務省追撃。

2006-04-25 22:46:44 | ニュース

以前に鈴木宗男議員が質問主意書という方法で外務省にウイグル人問題に対する認識を質問したことがあった。
http://blog.goo.ne.jp/kokkok2014/d/20060215
それに対しての回答は失望させた。ウイグル人独立派をテロ勢力であると決め付け、まるで中国によるウイグル人反体制派の弾圧、厳打を応援するようなものであった。
ところが鈴木先生、めげずにまた、国際人権条約にからませてウイグル独立に関する質問主意書を提出した。

ウイグル人等の自決の権利に関する質問主意書
平成十八年四月十二日提出
質問第二二二号

ウイグル人等の自決の権利に関する質問主意書

                                                                     提出者  鈴木宗男

一 平成十八年一月三十一日付答弁書(内閣衆質一六四第九号)において、
政府は、「いわゆる民族自決権については、確立された一般的な定義があるわけではないが、経済的、社会的及び文化的権利に関する国際規約(昭和五十四年条約第六号。以下「社会権規約」という。)第一条1及び市民的及び政治的権利に関する国際規約(昭和五十四年条約第七号。以下「自由権規約」という。)第一条1においては、人民の自決の権利(以下「人民の自決の権利」という。)に基づき、
すべての人民は、政治的地位を自由に決定し並びにその経済的、社会的及び文化的発展を自由に追求する旨が規定されている。」並びに「我が国は、社会権規約及び自由権規約を締結しており、政府としては、人民の自決の権利は尊重されるべきであると考えている。」と答弁しているが、人民の自決の権利には独立国家の建設も含まれると政府は認識しているか。
二 イスラエル人の人民の自決の権利について政府はどのような認識を有しているか。
  イスラエル人がイスラエル国家を建設する権利を当然有していると政府は考えるか。
三 パレスチナ人の人民の自決の権利について政府はどのような認識を有しているか。
  パレスチナ人がパレスチナ国家を建設する権利を当然有していると政府は考えるか。
四 キルギス人の人民の自決の権利について政府はどのような認識を有しているか。
    キルギス人がキルギス国家を建設する権利を当然有していると政府は考えるか。
五 ウイグル人の人民の自決の権利について政府はどのような認識を有しているか。
    ウイグル人がウイグル国家を建設する権利を当然有していると政府は考えるか

                                                                                    右質問する。
http://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/a164222.htm?OpenDocument
ソース

鈴木先生、詰め将棋のようにウイグル人の国家建設の権利在りか否かの回答を迫っています。ここで外務省は民族とは何かと言う難しい質問に答えざるをえないと思う。現在のイスラエル、パレスチナ、キルギス、これらは民族と国家が成立していった(または成立途上の)コースがまったく違っている。頭のいい官僚たちがどう言い逃れをしているのか楽しみなことである。(もう回答されているらしい。)
なぜ、鈴木議員はここまでウイグル独立問題に駆り立てられているのであろうか?日記を読んでもまだよくわからない。ウズベキスタンでの昨年のカリモフのフェルガナ盆地での弾圧はある程度仕方のないことであると言う考え方であるみたいだ。でも、鈴木先生、ありがとう。ちなみに私は現実性があるか否かは別にしてウイグル人が国家建設する権利ありと考えています。

鈴木宗男ウェブサイト
http://www.muneo.gr.jp/html/flash_index.html

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