人身売買されたウイグルの子供は再び家を見ることはない。ＲＦＡウイグルレポートより

以前に上海の新疆人（ウイグル人 ）の評判の悪さを述べたが、それには関連する報道がラジオフリーアジアであった。ウイグル人の流入にはもうひとつ原因もあるようだ。以下紹介する。
中国の西北部にすむムスリムの家族の一員である何千人もの子供たちが、毎年当局が両親を探している間、地域救援センターで保護されている。ＲＦＡのウイグル語サービスがこのことを知ることとなった。
この任務はむずかしく、たいていは不可能である。なぜなら多くの子供たちは、中国内陸部から極めて幼年の時に売りとばされ、残してきた家庭のことなどほとんど覚えていないからである。
「私たちは毎年2000人から3000人の家のない子供たちを世話している。」新疆自治区地区孤児および無家庭児童救援センターの当局者はＲＦＡウイグル語サービスに話した。
「彼らの多くは騙され、中国の年に売られてくる。」
「彼らは泥棒になることを強制される、その子供たちの98％はウイグル人である。」
中国語の天山網サイトは6人の救援センターにいる無家庭児童が中国の他の地域の警察官によって新疆に戻されたケースを報道した。
しかし、3才のときに親から離された少女を含むその子達は家族やどこにいたかを思い出すことができない。という。
ウイグル人権利活動家はその問題は家族が関わっている貧困さが原因であるという、しかしまたそれはウイグル人に対する差別のより広いパターンの一部である。ウイグル人は北京によるきびしい宗教的及び政治的統制のもとにある。
「中国のひとさらいは中国内陸部からウイグル地域に来て少女たちに良い働き口があると話す。」最近中国の監獄から解放されたウイグル人女性実業家で人権活動家であるレビヤ・カディールはＲＦＡに語った。
「それから彼らは少女たちを人から人へ転売する。ウイグル人の子供たちの人身売買は新疆で職業のひとつになりつつある。」カディールは語る。
「貧しい家庭の子供たちは、騙され、中国に売られ、盗人、ヘロイン売り、売春婦になることを強いられる。」
ストリートチルドレンはアジア太平洋地域の大都市で顕著である。そこで彼らは公衆すなわち地域住民や外国人旅行者と接触をもたらす職業で働くことになる。アジア開発銀行の2003年レポートは見いだす。
「その働き口の範囲は、乞食、リサイクルの為の廃品収集、ゴミの山の清掃、靴磨き、花、雑誌、新聞売り、売春、また気付かれにくい小窃盗に及ぶ」子供救援、社会アドバイザー、アンドリュー・ウエストによって書かれたレポートは語る。
「人身売買されるか、さもなければ、引ったくりやコソ泥から麻薬や武器の密輸にいたる非合法活動を強制される子供たちが多い。子供たちは食べ物や衣類を自身のために盗むかもしれない。」ウェストは言う。
海外の多くの機関は中国を深刻な人身売買センターと認定している。国内と国際的と両方にである。
中華人民共和国は強制労働や性的搾取の目的で人身売買された人々の源泉であり、中継地であり、目的地でもある。2004年国務省人身売買レポートは語る。
「女性や子供を結婚や強制労働の目的で国内で人身売買することは深刻な問題である。」
ウェストの「辺境に存在：アジア太平洋地域のストリートチルドレン」は差別の慣行に直面している理由で特に脆弱であるウイグルの子供たちを取り上げている。
多様な民族グループに対しての差別が多くの国ではびこっている。民族の区別が明確なところでは、その影響を受けたストリートチルドレンは一層、多くの問題に直面する、その例は新疆から来た中華人民共和国の他の地域にいる子供たちである。
一般的にストリートチルドレンは警察、商店主、また他の大人に殴られやすいし、往々にして警察から嫌がらせを受ける。すなわち、殴打、いじめまた性的な暴行を含む他の暴力である。ウェストのリポートは語る
しかし、新疆救援センターは教育を通しての根源での問題解決のために学際的な計画を推進してきたともレポートは語る。
センターは法務省、内務省、女性連合、及び大学と社会科学アカデミーがセーブザチルドレンＵＫの援助とともに、この地域の地方言語による識知イベントを行っている、その中にはテレビ番組や大規模集会も含まれるとリポートは語る。
http://www.rfa.org/english/news/2005/05/03/uyghur_children/