新華網5月12日発によると11日午後3時50分、伊寧市からウルムチ市に向かう長距離バスが伊寧市近郊のガソリンスタンド付近でバスの乗客一人が突然爆発物の所持を叫びハイジャックを試みた。
現地の人民警察は直ちに急行して犯人の男を説得したが、午後5時28分男は突然爆発物に点火して、車内は火の海となった。
人民警察は発砲し、犯人を射殺したという。
報道によれば車内の他の乗客は爆発が起こる前に、脱出して犯人以外の死傷者は出ていない。
犯人の名は張宝国で犯行の原因は家庭不和だったという。
新華網新疆報道
http://big5.xinhuanet.com/gate/big5/www.xj.xinhuanet.com/2005-05/12/content_4216426.htm
こういう事件は先の2月にもあった。犯人は漢人できちんと解決したことを発表した。強行処置で犯人を処断したことは、対テロでは断固とした処置をとるというメッセージでもあろう。また、漢人がこういう犯罪が起こすということは、北新疆地域が完全に漢人主体の社会であることも示すものである。
20ぐらいの海外のサイトでもこの事件は報道された。日本ではライブドアニュースが伝えた。