中国、内モンゴル自治区臨河(リンホー）、新疆ウイグル自治区、コムル（ハミ）間鉄道建設へ

China daily comによると、今年から内モンゴル自治区臨河（リンホー）と新疆ウイグル自治区コムル（ハミ）を結ぶ鉄道建設がはじまるようだ。

距離は1390キロであり、臨河からウランブフ沙漠、およびバダインジャラン沙漠をとおり、モンゴル国との国境線沿いをかすめ、新疆に入りコムルに至る路線である。
臨河、コムル間鉄道の建設で中国北東部、北部、北京の連絡に利便性が増大する。
中国の鉄道地図
http://www.china.co.jp/train_table/map/
この記事でも触れられているが、このルートは古代のもうひとつの「シルクロード」である。普通ＳＲといえば、長安から河西回廊をへて敦煌、コムルへといわれるがこのルートをたどれば、北京から直接新疆ウイグル自治区に直行できる。
その途上にあるのが黒水城（カラホト）である。
このルートはカラホトの繁栄とともに、宋代元代に栄えたようなのだが記事にそういった記述はなかった。いずれにしてもまた中国中央と新疆が直結する。
このルートはオーウェンラティモアによると「羊腸の道」と呼ばれるそうだ。
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